曖昧批評

調べないで書く適当な感想など

ホンダ・CR-Zがマイナーチェンジした

2015-08-31 21:51:44 | クルマ
ホンダのCR-Zがマイナーチェンジした。バッテリーがリチウムイオンになり、ブーストスイッチが付いた前回に続いて2度目のビッグマイナーチェンジだ。

今回は中身よりも外見を大きくいじってきた。フロントとリアのバンパーカバーが変わった。フォグランプが付くところが外から回り込む形状になった。リアもフロントに合わせて抉り込まれている。公式サイトをよく読むと、回り込んでるのではなく、黒い翼を抱え込んでいるということのようだが、正直言って前のシンプルな方がよかった。

メカはリアのトレッドを微妙に拡大。パーキングブレーキを電動化。ブレーキの強化など。前回と比べて地味だ。ライトがインラインタイプのLED?になったのはちょっと派手かもだが。

グレードは簡素なベータがなくなって、アルファだけになった。が、アルファは、ただのアルファと豪華装備のアルファ・マスターレーベルに分かれる。さらに、マスターレーベルには一色のと屋根が黒い2トーンカラーがある。

僕が常にチェックしているアイドリングストップキャンセル装置は追加されず。CR-Zはスポーツモードでも条件が揃えばアイドリングストップしてしまうので、ドライバー側の意志で任意にキャンセルすることが出来ない。エアコンのパワーをレベル5にしたり、フロントウィンドウの曇り取りボタンを押せばキャンセルできるようだが、現実的な方法ではなかろう。

だが、CR-Zはハイブリッドである。ハイブリッドとアイドリングストップは相性がいい。エンジン再始動のチョイ前にモーターだけで発進できるので、再始動の振動が気にならない。いろいろ試乗した限りではそうじゃないかと思う。停止時も、完全に止まらないと作動しないフィットRSとは違い、ブレーキを踏んでいれば時速10キロ以下になるとアイドリングストップが作動する。そう考えると、アイドリングストップ解除スイッチがなくても大丈夫かもしれない。

例によって自分ならこう買うという見積もりシミュレーションをしてみた。グレードは無印アルファで、17インチホイール装着。他にはフロアカーペット(妙に高い)のみ。色は無難に白にしてみた。変なバンパーカバー形状を隠すために黒もいいかと思ったのだが、CR-Zは2トーンじゃなくてもピラーが黒いので、ボディが白のほうが面白いかと思って。



無印とマスターレーベルでは燃費がかなり違う。理由は、マスターレーベルが17インチホイールを履いているから。このホイールとタイヤは、径だけじゃなく幅も1サイズ大きい(195→205)のだ。これは燃料を食う。しかし、それでいて最少旋回半径は同じ。幅広タイヤの何が嫌って、小回りが利かないことなのだが、それがないので、無印αに17インチをオプションで付けてみた。それでも、メーカーのナビは付けないのに、ナビの便利オプションみたいなのが解除できないとか、シートが廉価グレードなのに本革とか意味不明に値段が積み重なって軽く300万円を超えてしまった。CR-Zはいつの間にか高級車になっていた。

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一時的にiPhoneにするという戦略

2015-08-28 23:15:52 | デジタル関係
SO-02E XPERIA Zに機種変更してから2年と半年が過ぎた。ガラケー時代から二年未満で機種変更を繰り返してきた僕としては異例に長く使っている。

2年半経っても、電池の持ちが多少悪くなったな、というだけで、ほとんど困っていない。それだけ完成度が高いスマホだということなのだが、変えたくなるようなスマホが出てこなかったというのもあるのだ。

タイミング的にも前評判的にもXPERIA Z4には注目していたが、海外ではZ3+なのに国内ではZ4だとか、SnapDragon810の発熱問題とかで、機種変更したいという気にならなかった。

そして、9/3に発表されるというXPERIA Z5(仮)もSnapDragon810だ。初期型のような発熱問題は修正されていると思いたいが、また「基準値は満たしている」ぎりぎりの熱を持つ機種かもしれない。

メインで使うスマホの購入資金は、財務省が予算化してくれそうである。というか、僕の小遣いでは7万とか8万なんていつ貯まるかわからない。ということは財務相も分かっているので、多分出してもらえる。多分……。

一方、iPod touch 6thを買う資金は、全く目処が立っていない。

では、いっそのこと、次のメインスマホをiPhoneにしたらどうか。一時的にiPhone(おそらく6Sだろう)にして、2年後に出ているであろう素晴らしいXPERIAに戻る。SIMを拔いたiPhone 6Sは、iPod touch代わりに使う。touch 6thより強力な遊びデバイスになるはずである。

問題は、iOSのあの糞みたいなIMEで文章を書かなくてはならないことだ。iPhone 6SをメインにしてもWiFiモデルとなるXPERIA Zで書くという手もなくはないが、常に最優先で携帯しているスマホでツイッターやブログを書くことが多くなるに決まっている。ATOK Padは持っているが、あれも変換中の文節切り変えが面倒なiOSの欠陥を引きずってるので、使っていてキレそうになる。Padが付かないATOKはどうなんだろうか。あんまりいい話を聞かないが……。

そんなわけで、立て続けに発表されるであろうXPERIA Z5(仮)とiPhone 6S(仮)には注目しているのである。

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無印のカレーX2

2015-08-23 00:23:32 | グルメ
みなさんご存知の通り、堀北真希が結婚してしまった。
ファンクラブ終了で気づくべきだった。
残念だが、切り替えていくしかない。

というわけで、無印良品のレトルトカレー2種類のレビュー。

マッサマン

8種類のスパイスにピーナッツを加えた、甘みとコクが特長のタイカレーです。カレーペーストを炒めて、風味良く仕あげました。

3口目くらいまでは、思わず「う、甘い」と呟くほど甘みを感じるのだが、それ以降は辛くなる。そして、一度辛くなると二度と甘みを感じない。辛い油を使っているイメージ。たぶん違うけど。写真ではご飯が多く見えるが、予想以上にサラサラしたルーが下に沈んでしまったため。






プラウンマサラ

海老のペーストをソースに加え、旨みとコクを引き出し、まろやかに仕あげました。南インドのシーフードカレーがお手本です。

見ての通り、ルーがペースト状。ほんのり甘いが、これも食べていくうちに辛くなってくる。だが、甘みは消えない。具のエビはほとんど崩れかけで食べごたえはないが、ルーの中にエビのダシが溶け込んでいるような気がする。エビの殻の味がするw




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戦後70年ドラマスペシャル「妻と飛んだ特攻兵」の感想

2015-08-17 23:40:55 | テレビ・映画
この8月は、終戦後70年目ということで、安保法制改正を阻止したいテレビ朝日が大量の反戦?番組を投入している。その一環としてこのドラマが企画されたのだろうが、堀北真希が出ている以上、見ないわけにはいかない。

それにしても、戦争大嫌い・軍備大嫌いのテレビ朝日なのに、終戦記念日的な番組を作るために時代考証や戦術戦略、兵器の研究をずいぶんしている。このドラマなんて、3000万円かけて97式戦闘機を復元している。そういうことをやっているうちに、スタッフがミリタリー好きになっちゃうんじゃないかと思うのだが、どうなんだろう。



ドラマの筋は、タイトル通り、特攻しに行くパイロットの妻が一緒に乗っていってしまうというものだ。特攻というと海軍機で、ぶつける相手は米海軍の艦艇だと思っていたのだが、本作は陸軍の話。しかも舞台が満州で、相手はソ連陸軍戦車である。今まで映像化されてきた特攻、カミカゼとは随分趣が違う。

節夫(成宮)たちの特攻は、8月15日の午後1時に出撃する予定だった。そのため、出撃前に正午の玉音放送を聞いてしまう。いったんは、「拾った命」をそれぞれが大事にしよう的な話になる。そこから、なぜ、やはり特攻しようということになるのか。その辺が、ワンパターンになりがちな「特攻もの」とは違うストーリーの見せどころだった。

節夫は教え子(特攻要員)の後を追うため。房子は夫と一緒にいたいから。女性の場合は、ソ連兵に凌辱されるよりは死んだ方がまし、というのもある。西村(八島智人)は、捕虜になってシベリアで凍死するなら敵を巻き込んで死ぬ派。小熊(荒川良々)はもともと武断派。湯浅は結婚したばかりの妻が母親と自殺(凌辱されるのを避けるためと思われる)したので後を追う。まあ、だいたいどの動機もスジは通っていた。

が、湯浅が前日まで言っていた内容が僕の感想だ。そんなことをしたってソ連軍は止められない。キャタピラーが切れるだけで戦車は止まるし、航空機から狙える上面の装甲は薄いが、満州の民間人が襲われるのを遅らせるほどの損害を与えられるとは思えない。無駄死にである。節夫の教え子だって、靖国で待っているわけではない。死んだら無である。まあ、それは僕の死生観だが、何が何でも生き延びるという考え方はなく、みんな基本的には命より名誉が大事だった、という風である。それは、国家がそういう風に仕向けていたのと、戦国時代から続いている日本人独特の美学なんだろうが、それが当たり前の考え方なのが、現代の感覚では異常で、幼稚だ。異常で幼稚な行為を強いた当時の政府は、やはり間違っていたのだろう。


土壇場で小西真奈美が小熊機に搭乗し、まさかの男女二組体制で突撃した。

ただ、節夫が道場大尉にいう「国が国民を苦しめるような国にはならないでほしい」は、節夫=谷藤徹夫氏のではなく、テレビ朝日の考えだろう。そこまでで「国家のせいで我々は苦しんでいる」という話は出てこない。余計なシーンだった。しかも、エピローグでも「大事なことだから2回」とばかりに、もう一回出てくる。

「まっしろ」は数字的に苦しい作品だったが、本作では安定した演技、特に得意の泣きの演技もあり、まずまずよかった。やはり堀北真希はモンペ姿が似合うし、ちょっと古い時代のドラマが合うようだ(オールウェイズとか)。八嶋、荒川はコミカルな部分がないのに起用されているが、それぞれ個性的な人物の存在感を出せていた。成宮は、こういう役に慣れている、または視聴者側が見慣れている感じで安心して見ていられた。テレビ朝日の安保法制改正反対キャンペーンに乗るのは抵抗があったのだが、結構良くできた脚本とドラマだった。


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iPod touch 5thでHipstamatic ~Salton Sea Hipstapakの巻~

2015-08-17 19:29:44 | カメラ
日曜まで帰省してたので遅れてしまった。8月配信分のギア「SALTON SEA HIPSTAPAK」を紹介する。

まずLeonardレンズの公式キャッチコピーと説明。

Rippled edges with flare

Inspired by the always photogenic Salton Sea, this lens adds complex layered texture and occasional flares.

フレアと波打つエッジ

いつもフォトジェニックなソルトン湖に触発され、このレンズは、複雑なレイヤテクスチャと時折フレアを追加します。


次にIndioフィルム。

Borderless with texture

Add heat waves that tickle the tips of your prints with this borderless film.

テクスチャとフチ無し

このボーダーレスフィルムを使用してプリントのヒントをくすぐる熱波を追加します。



このパックの特徴としては、陽炎のようなゆらゆらした光漏れみたいなのと、フレア(光源にレンズを向けた時に鏡筒内で反射した光が絞りの形で写りこむ現象)。フレアはランダムのようで、入らないときもあるような気がする。

僕はこの手の光漏れが激しく入るヤツが好きではない。ChunkyレンズやAkiraレンズがそうなのだが。

後で調べると、レンズとフィルムで違うタイプの光漏れ・陽炎が乗ることが分かった。レンズは陽炎とフレア。フィルムは水底に透過したような形の陽炎。

パック名のSalton Seaは、カリフォルニア州南部にある砂漠の湖、ソルトン湖のことだと思われる。


LeonardレンズとIndioフィルムの組み合わせ。下の作例2点も同様。






次に、一面白い被写体を映して陽炎/光漏れを見てみよう。


LeonardレンズとBlanko Freedom 13フィルム。これは激しい。フレア(左下の丸い光)がわざとらしい。


LowyレンズとIndioフィルム。若干の周辺光量低下もあるかも。

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