曖昧批評

調べないで書く適当な感想など

iPod touch 5thでHipstamatic ~ PhotoJournalism SnapPakの巻

2013-11-02 23:58:31 | カメラ
今日の昼ごろ、Hipstamaticの11月分の新しいギア「PhotoJournalism Snappak」がリリースされました。LowyレンズとBlanko BL4フィルム、Fullmetalカメラケースのセットでした。

レンズとフィルムを紹介し、特徴を自分なりに曖昧に評価したいところですが、今日はずっと曇っていて暗く、ロクなのが撮れませんでした。こういう半端な状態で紹介しても、またリベンジと称してもう一度やらないといけないので(それはそれでネタなのでいいんだけど)、今日のところはファーストインプレッションだけにしておきます。

LowyレンズはBenjamin Lowyというカメラマンの作風がモチーフになっているらしい。公式サイトを見ると、Hipsta公式のサンプルみたいな写真が満載でした。

Benjamin Lowy公式

公式のスタイルでは、「Crisp and clean」とあります。「シャキっとしててスッキリ」という感じですかね。Lowy氏の写真は、コントラスト高め、彩度も少し高め、さらにマット。ですので、そういう方向性の…たとえばiOSアプリの「VSCO」みたいな感じになるのかも。これは期待。

しかし、LowyレンズとBlanko BL4フィルムを組み合わせて撮ってみると、全体的に沈んだトーンになってしまいました。コントラストは高いんだけど、暗いとこが潰れ気味。クドくないWattsかな、と思ってましたが、今日のところは、やや持ち直したMadalenaレンズって感じ。若干露出アンダー風味。

この多少残念な感じはレンズなのかフィルムなのかを探るために、同じ構図で組み合わせを変えて撮ってみました。写真としてはどうしようもなくつまらないもので恐縮なんですが、ご覧下さい。


Lowy | Blanko BL4


Lowy | Blanko Freedom 13


Hornbecker | Blanko BL4

こうして見ると、アンダー気味なのはBlanko BL4フィルムの効果らしいですね。光量が足りてればマットな質感になるのかもしれませんが、この写真では、曇り空の陰鬱さを強調してしまってます。

それで露出オーバーに出るHornbeckerレンズを合わせてみたところ、明るくはなったけどスッキリ感に欠けるという結果でした。

あとは車の窓から撮ったヤツですが、よろしかったらどうぞ。LowyレンズとBlanko BL4フィルムの組み合わせです。


風船がカラフルだったので。


夜だとどうかなあと思って撮りましたが、特に問題なく。

パックが報道写真という名前なので、あまり変なエフェクトをかけてきてないというか、これ素通しか?みたいなとこもあるんですけど、まあボチボチ研究してみて、また記事にします。

しかし、フルメタルカメラケースはいいですよ。多分これは常用する。


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新型オデッセイについて考えた

2013-11-02 00:08:35 | クルマ
ホンダ・オデッセイの新型(5代目)が発売された。Webで得られる情報だけで、とりあえずの感想を書いてみる。

事前情報で、今度のオデッセイは背が高くなってエリシオンと統合されると聞いていた。その通りのものが出てきたが、両側スライドドアだと、どうしてもオデッセイには見えない。これは背が高くなったオデッセイではなく、背が低くなったエリシオンだ。

中は広いし、7人乗りは2列目がキャプテンシートでゆったり座れそう。それでいて走りはいいんだろうから、オデッセイが欲しい層は買わないかもしれんが、エリシオンはもちろん、アルファードやエルグランドを考えてる人にはいいんじゃね? 特に顔がエグいアブソルートは。

エンジンがK24だ。ホンダの4気筒で一番でかいやつ。だが、今度のはK24でも直噴化したK24Wだそうだ。ホンダの直噴と言えば、初代ストリーム・アブソルートのK20Bを思い出すが、あまり評判良くなかった。今度のはどうだろうか。

K系エンジンは結構長く使われてるので、基本設計がそろそろ古くなってきたんじゃないかと思う。JC08の燃費が13km/L台ってのが古さを象徴してるような、してないような。1800kgもある車体だから、そんなもんかという気もするが、そろそろ完全新設計の2~2.5リッター4気筒を開発してほしい気もする。

2ちゃんねるの車種・メーカー板では、リアサスペンションがトーションビームになったのが叩かれている。トーションビームというのは、左右のリアタイヤをねじり棒でつなぐ形式で、安上がりでスペースユーティリティに優れている。コンパクトカーによく使われる形式である。

僕はトヨタのアルファード・ヴェルファイア・エスティマの3兄弟(3車種ともプラットフォームが共通)がトーションビームなのを馬鹿にしてきた。300万円以上する乗用車でトーションビームなんて、他に聞いたことがない。走りなんてどうでもいいトヨタユーザーだから、そんなでも売れているのだ。

僕は初代フィットから現行ストリームに乗り換えたが、乗り換えて一番いいなと思ったのは、リアのサスペンションである。高速道路の上り坂が終わるところや、下り坂が始まるところ、つまり、車体にマイナスGがかかるような状況で、ストリームは後ろ足ががっちり路面をつかんでくれて、姿勢が安定している。フィットはそういうとき、後ろの接地感があやしくなり、車体が斜め上に飛んで行きそうな気がしたものである。フィットのリアサスペンションはトーションビームで、ストリームのは左右の後輪が独立して動くダブルウィッシュボーンだ。

だから、新型オデッセイのリアサスペンションは残念でならない。ホンダのミニバンのフラッグシップなんだから、多少のスペースを犠牲にしてでも、ハッタリでもいいから独立懸架にすべきだった。

いい方に考えると、将来ハイブリッド化したときにバッテリーを置くスペースのためのトーションビームかもしれないが。

しかし、オデッセイの残念なところはもっとあった。MOTOR DAYSによると、新型オデッセイはステップワゴンがベースだというのだ。

まさかと思ってステップワゴンのスペックを調べると、リアがトーションビームだった(車軸式と書いてあるが意味は同じ)。何故まさかと思ったかというと、プラットフォームはシャシーの基本骨格だけじゃなく、サスペンションまで含むことが多いからだ。

今までのオデッセイは、アコードがベースだったから走りも良かった(と思う)のだが、ステップワゴンなのかよ。というかステップワゴンは伝統的にシビックがベースであり、同じくシビックがベースのストリームとは兄弟なのだが、今のステップワゴンはシビックベースじゃないのか。シビックは日本で売っていない現行の9代目まで、ずっと後輪独立タイプである。

要するに、まず低床かつ屋根も高くして(走りを少し捨てて)ノア・ヴォクシー・セレナに対抗した現行ステップワゴンを専用プラットフォームで開発し、それをベースに今度のオデッセイを作ったわけか。

そういう出自を考えても、今度のは5代目オデッセイというより2代目エリシオンだなあ。テールランプは5代目のに似せてるけど。

ちなみに僕は4代目オデッセイを2回代車で借りたことがあるが、あれは自然なハンドリングでなめらかに曲がっていくクルマだった。そのせいで車体の長さを忘れて振り回しそうになった。今度のは、そういうクルマになっているだろうか。故エリシオンは速かったそうだから、今度のも速いのだろうか。チャンスがあったら試乗してみたい。

あ、最後に、新色のヴィーナスブラックはいい色かも。先代オデとストリームに一瞬あったミスティックナイトみたいな微妙な色で。

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