お金がないくせにモバイル系ガジェットが好きな僕は、2代目ソニーVAIO Pを持っている。このブログでも時々使う。今もそれで書いている。
VAIO Pは、8インチしかないのに横1600X縦768のウルトラワイド液晶を搭載した超小型軽量ノートPCである。初代はかなりヒットした。2代目は蓋から底面、キーボードまで1枚の紙でくるんだような形状が話題になったが、いまひとつ売れないまま消えた。とにかく動作が重いことと、9万円という価格がネックだったんだと思う。同時期に5万円でネットブックが買えたし、iPadが登場していた。
僕の購入動機は主に次の3つだった。
(1) どこでもテキスト入力ができる
(2) 寝ながらネットサーフィンできる。
(3) どこでも「ベストプレープロ野球 for Win」ができる。
(1)はポメラも考えた。(2)はiPadでもいいなあと思った。でも、(3)は他のマシンではできない。「ベストプレー」とは、「ダービースタリオン」の薗部氏が作った野球の監督ゲームである。
(3)が可能なだけでなく、(1)と(2)を両方できるのもVAIO Pだけなので、僕は使ってない楽器などを売ってVAIO Pを買った。
しかし、今はiPad 3に地位を奪われて、あまり出番がない。
最大の欠点は、とにかく非力なこと。僕のはBTOでカスタマイズして注文したものだが、CPUが一番低いAtom Z530なのだ。一番上のやつは2.13GHzだが、僕のは1.60GHz。25%増しなら大して変わらないなと思ったのだが、広告が多いWebサイトがガクガクで使い物にならない。2.13GHzでも、あまり変わらない気がする。Atomが非力なのだ。ちなみに、SSDは128GBに増強している。
Retinaディスプレイも顔負けの超高精細ディスプレイもよしあしだった。Wordで大きなフォントを使うと印刷みたいに美しいが、普通のWindowsのUIの文字は小さすぎて読みにくい。ちょうどXPERIA Zで1280X720に最適化してあるアプリを見てるときに似てる。ちゃんと描画されてるのだが、ドットが小さすぎて物理的に文字が小さいのだ。そのために、解像度を変えるボタンが付いてるのだが、それを使うとグラフィックのエッジがぼやける。
キーボード中央のポインターは、本家ThinkPadにも引けをとらない精度だが、CPUが非力なのでブラウザ上ではマウスカーソルがガクガクである。ディスプレイ右のタッチパッドは手が疲れなくて便利だが、ドラッグが難しい。あと、写真でもはっきり写ってるが、タッチパッドを使うと指紋ですごく汚れる。
というふうに欠点だらけのVAIO Pだけど、筐体の作りのよさ、工作精度にはため息が出る。パネルの穴から薄くて平たいキートップが顔を出す、いわゆるアイソレーションキーなのだが、すべてのキートップが穴の真ん中から出ているのだ。「J」のキートップの上辺だけ穴のふちにちょっと近いとかがない。キーボードトップカバーの穴と、キートップの位置、サイズ、形が完全に一致しているのだ。100個もキーがあるのに。これはすごいことだと思う。9万円も納得である。
でも、作りが良くても遅いんだよねえ…。
ちなみに、写真はHipstamaticでDiegoレンズ、Blackeys Super Grainフィルム、Dreampopフラッシュで撮影した。
VAIO Pは、8インチしかないのに横1600X縦768のウルトラワイド液晶を搭載した超小型軽量ノートPCである。初代はかなりヒットした。2代目は蓋から底面、キーボードまで1枚の紙でくるんだような形状が話題になったが、いまひとつ売れないまま消えた。とにかく動作が重いことと、9万円という価格がネックだったんだと思う。同時期に5万円でネットブックが買えたし、iPadが登場していた。
僕の購入動機は主に次の3つだった。
(1) どこでもテキスト入力ができる
(2) 寝ながらネットサーフィンできる。
(3) どこでも「ベストプレープロ野球 for Win」ができる。
(1)はポメラも考えた。(2)はiPadでもいいなあと思った。でも、(3)は他のマシンではできない。「ベストプレー」とは、「ダービースタリオン」の薗部氏が作った野球の監督ゲームである。
(3)が可能なだけでなく、(1)と(2)を両方できるのもVAIO Pだけなので、僕は使ってない楽器などを売ってVAIO Pを買った。
しかし、今はiPad 3に地位を奪われて、あまり出番がない。
最大の欠点は、とにかく非力なこと。僕のはBTOでカスタマイズして注文したものだが、CPUが一番低いAtom Z530なのだ。一番上のやつは2.13GHzだが、僕のは1.60GHz。25%増しなら大して変わらないなと思ったのだが、広告が多いWebサイトがガクガクで使い物にならない。2.13GHzでも、あまり変わらない気がする。Atomが非力なのだ。ちなみに、SSDは128GBに増強している。
Retinaディスプレイも顔負けの超高精細ディスプレイもよしあしだった。Wordで大きなフォントを使うと印刷みたいに美しいが、普通のWindowsのUIの文字は小さすぎて読みにくい。ちょうどXPERIA Zで1280X720に最適化してあるアプリを見てるときに似てる。ちゃんと描画されてるのだが、ドットが小さすぎて物理的に文字が小さいのだ。そのために、解像度を変えるボタンが付いてるのだが、それを使うとグラフィックのエッジがぼやける。
キーボード中央のポインターは、本家ThinkPadにも引けをとらない精度だが、CPUが非力なのでブラウザ上ではマウスカーソルがガクガクである。ディスプレイ右のタッチパッドは手が疲れなくて便利だが、ドラッグが難しい。あと、写真でもはっきり写ってるが、タッチパッドを使うと指紋ですごく汚れる。
というふうに欠点だらけのVAIO Pだけど、筐体の作りのよさ、工作精度にはため息が出る。パネルの穴から薄くて平たいキートップが顔を出す、いわゆるアイソレーションキーなのだが、すべてのキートップが穴の真ん中から出ているのだ。「J」のキートップの上辺だけ穴のふちにちょっと近いとかがない。キーボードトップカバーの穴と、キートップの位置、サイズ、形が完全に一致しているのだ。100個もキーがあるのに。これはすごいことだと思う。9万円も納得である。
でも、作りが良くても遅いんだよねえ…。
ちなみに、写真はHipstamaticでDiegoレンズ、Blackeys Super Grainフィルム、Dreampopフラッシュで撮影した。