曖昧批評

調べないで書く適当な感想など

東京モーターショー2013 気になるクルマの感想

2013-11-21 23:21:56 | クルマ
昨日、東京モーターショー2013が開幕した。まだ報道関係者のみだけど。

僕も全盛期の東モに2回ほど行ってコンパニオンの写真を撮りまくったものだが、その後不景気に。リーマンショック後の2009年のときは出版界の末席にいまして、上司からプレスデーの招待状をもらって行ったのだが、輸入車がロータスだけで出展数激少。プレスデーとはいえ会場が閑散としていて愕然とした。過去の名車コーナーなんて僕しかいなかった。まあ、ゴーン社長を間近で見れたりして、有意義ではあったが。

今年はたぶん行けないので、すでにネットのニュースで出回っている出展車の写真やデータを見ながら、気になった車について感想を書いてみる。

ホンダ・S660

だいぶ前から言われていたビート後継。名前はS660で決まりなんだろうか。S660ってことは、発動機は前なのかと思いきや、後ろらしい。言われてみれば、後輪の直前に空気取り入れ口がある。ミッドシップならビートでいいと思うんだけど。でも、ビートみたいな極小感はないなあ。軽自動車規格のサイズなんだろうけど、大きく見える。好きな顔じゃないし、欲しくないけど、こういう車があるとクルマ社会が楽しくなるので、いいと思う。



ホンダ・ヴェゼル

これも前から言われていたフィット3ベースのSUV。僕もホンダの担当営業からコンパクトSUVが出ますよと言われて楽しみにしてたのだが、蓋をあけてみるとデカいね。他社の競合車も軒並み幅1800ミリちょい切れるくらいで長さも4300ミリ前後なので、しょうがないとは思うんだけど、このサイズじゃストリームの方がまだ取り回しやすいわ。あと、やっぱりHVはシフトレバーがプリウスタイプなのね。



スバル・レヴォーグ

要するにインプレッサワゴンだろ?って思ってたら、レガシィツーリングワゴンだった。北米市場を見過ぎて巨大化したレガシィが、日本の道路に合わなくなったから、インプレッサとレガシィの中間のサイズを作ったんだって。もうちょっと小さいのかと思ったけど、これもかなりでっかいね。逆にエンジンはちょっと小さい気がする。水平4気筒1.6リッターターボは新型だそうだが、オールニューのエンジンを作る資金的な余裕が今のスバルにはあるのか。さすがトヨタグループ。




スバル・クロススポーツデザイン・コンセプト

今回の東モ出展車で一番気になるのがこれ。例のBRZの後半をワゴン風に伸ばし、タイヤ周りをSUV風に仕立てたもの。スポーツカーやGTカーの後ろに荷物を積めるように改造した、いわゆるシューティングブレークというやつ。日本ではあまり例がない。改造元となるスポーツカーが少ないし。このクルマは、BRZ/86の雰囲気をうまく残しながら(改造車風にしながら)、きちんと実用的になってるのがいい。本当のところは使いにくいと思うんだけど(屋根が低そうだし)、発売されれば欲しいかも。




後ろから見るとカッコイイ。

つーかね、シューティングブレークじゃないけど、地上高を上げてSUV風の足回りにして、四輪駆動なんだけど、ボディはスポーツカーってのが最近ヨーロッパで流行ってるんだよね。まだコンセプトカーばっかりだけど。ジョルジェット・ジュージアーロのイタルデザイン・パルクールとか、アウディ・ナヌーク・コンセプトとか。たぶん、これから背が極端に低いSUVが来るよ。スバルは先見の明がある。


アウディ・ナヌーク・クワトロ・コンセプト

3代目BMW MINI

今回の東モ最大のガッカリ砲がこれ。事前に出ていたコンセプトスケッチとかでわかっていたんだけど、顔が可愛くなくなった。目が気持ち悪い。ミニなのに3ナンバー、ホイールベースも伸ばしてでっかくなった。せっかくセンターメーターをやめたと思ったのに…。クロスオーバーからペースマンの流れで、方向性を間違ってるなあとは思っていたけど、もう可愛らしい英国デザインは戻ってこないんですかね。現行のエンジンはプジョー・シトロエングループと共有する、パッとしない1.6リッターだけど、デザインだけで僕は現行ミニのほうが好き。


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