「ネコヤナギ」 ヤナギ科
自宅から北へ約1、5km、鏑川と鮎川が合流する地点がある。その川に沿い、散歩しながらバードウオッチングを楽しむのが冬の散歩の定番。人に会うことはまずない。葉を落とした枝には、たくさんの野鳥が羽を休めたり、ピーチク、パーチクおしゃべりをしている。時々、啄木鳥が木をたたく音や、独特の鳴き声に、私たちも素早く反応し、息をひそめ、そーっと近づいて写真を撮る。 あの野鳥の、小さな頭のどこにセンサーがついているのか、林の、たくさんの枝々を上手くかわし、すーっと止まる姿は、全く「お見事!」というほかない。「鳥ってすごいねっ。」というのが常の会話。その川べりにネコヤナギが咲いているのは丁度今頃。他のヤナギ類の開花より、一足早く花を咲かせることから春の訪れを告げる植物として知られる。花が咲くといっても、目立つような花びらはない。銀色の毛で、触るとスベスベしてなめらかで、心地が良い。この花穂が「ネコの尾」に見立て「ネコヤナギ」と名付けられた。
人気のない水辺を歩く勇気もなく、散歩中、畑に咲いていたネコヤナギを発見。失礼して撮らせていただいた。
自宅から北へ約1、5km、鏑川と鮎川が合流する地点がある。その川に沿い、散歩しながらバードウオッチングを楽しむのが冬の散歩の定番。人に会うことはまずない。葉を落とした枝には、たくさんの野鳥が羽を休めたり、ピーチク、パーチクおしゃべりをしている。時々、啄木鳥が木をたたく音や、独特の鳴き声に、私たちも素早く反応し、息をひそめ、そーっと近づいて写真を撮る。 あの野鳥の、小さな頭のどこにセンサーがついているのか、林の、たくさんの枝々を上手くかわし、すーっと止まる姿は、全く「お見事!」というほかない。「鳥ってすごいねっ。」というのが常の会話。その川べりにネコヤナギが咲いているのは丁度今頃。他のヤナギ類の開花より、一足早く花を咲かせることから春の訪れを告げる植物として知られる。花が咲くといっても、目立つような花びらはない。銀色の毛で、触るとスベスベしてなめらかで、心地が良い。この花穂が「ネコの尾」に見立て「ネコヤナギ」と名付けられた。
人気のない水辺を歩く勇気もなく、散歩中、畑に咲いていたネコヤナギを発見。失礼して撮らせていただいた。