気ままな歳時記

 気ままに日々の出来事を写真で綴っていきたいと思います。

王JAPAN・WBC優勝&『宮城県スポーツセンター』閉館

2006年03月21日 19時13分02秒 | 消える街並み
 今日はなんと言っても、王JAPANが奇跡のWBC(ワールド・ベースボール・クラッシック)で初代チャンピオンに輝きました。
 午前中からテレビに釘付けになって観ていましたが、序盤日本が点数を重ねたので終盤までは結構冷静に観ていたのですが、さすが野球王国キューバの猛攻撃で8回裏に1点差になったときには手に汗握るものがありました。
 しかし、やはりここでも打ってくれたのが、韓国戦のヒーローの福留選手で、これで“勝った”と思いました。(私の中でMVPは、福留です)

 今まで冷静沈着なイチローしか見たことがなかったのですが、にんげんイチローの熱い想いに触れることができたのも胸が熱くなりました。
 3年後のこの大会が楽しみです。
 王JAPANバンザイ!おかげさまでおいしいお酒が飲めました。

 王JPANの勝利の瞬間(TVの画像) 空振り三振!


 おめでとう王JAPAN


 “ティファニー”がデザインした純銀製の優勝カップ


 ところで今日の本当の話題は、東北有数の屋内競技場と親しまれてきた『宮城県スポーツセンター』が、老築化に伴い今月で閉館することです。
 『スポーツセンター』は、東京オリンピックのあった昭和39年に開館しており、東京オリンピックの体操の女王の“チャスラフスカ”がオリンピック後に仙台で競技をしています。

 私にとっては、『スポーツセンター』は小学校に上がった頃からあったので、この場所で初めて見たものが沢山ありました。
 弓道、プロレス、女子プロレス、小人プロレス、大相撲、女子バレー、女子体操そしてボリショイサーカスなどすごく思い出深いものがあります。
 東京オリンピックの行われた代々木の体育館にも負けないくらい、当時としては建造物としてもユニークだった気がします。
 屋根の曲線や外壁に使われた自然石などは仙台のみならず東北に同じ感じの建物はなかったと思われます。

 閉館するということで、記念見学会に行って来ましたが、競技する会場は今となると狭い感じがしますが、当時、大相撲仙台準場所で“輪島”を見たときは、会場が凄く広いと感じましたが・・・。
 プロレスでは、カワズ掛をした“ジャイアント馬場”選手のでかさと、確か試合で“大木金太郎”が耳をもぎ取られた記憶があります。
 会場には、『スポーツセンター』で競技したプロスポーツ選手や五輪メダリストのサイン色紙や写真などを展示してありました。

 東北大の記念講堂から撮った写真を載せましたが、小さいときから東北大の記念講堂から見る仙台の街が好きで、眼下にはいつも『スポーツセンター』がありました。
 今回、閉館記念に平成6年に発刊された【光る汗 よみがえる感動】と題された創立30周年記念誌を頂いてきました。
 『宮城県スポーツセンター』に今までご苦労様そしていろいろな思い出のシーンを有り難うという思いを込めて会場を後にしました。
 小さい頃から見慣れた建物がひとつの役目を終えてお別れするというのは、何とも言えない寂しさがありますね。

 東北大の記念講堂から見た『宮城県スポーツセンター』
 
 
 昭和42年から昭和63年までこの会場で毎年夏に行われた仙台準場所の名札

 
 開館記念に五輪直前に書いた塩釜市出身の柔道の神永選手のサイン


 東京オリンピックの懐かしいポスター(これを見るとマラソンの円谷頑張れ!を思い出します)


 『宮城県スポーツセンター』の外壁(記念にこの石1個欲しいですね)

ノスタルジックフェアinアクセル

2006年03月20日 19時25分03秒 | 日々の出来事
 60年代から70年代に活躍したクラシックカーの展示会を見に行ってきました。
 会場にはミゼットを始め、往年の名車が25台勢揃いしていました。
 ダイハツのミゼット、マツダのオート三輪、トヨタ2000GTなど普段見られない車がいっぱいありました。

 写真に載せていますが、今の角張っているボルボからは想像できませんが、丸みを帯びた車体は、今から40年前に近所のお金持ちの同級生が塾に通うために乗っていたのを思い出しました。
 その車は白いボルボでしたが、とても懐かしい気持ちになりましたが、当時はきっと家一軒分くらいはしたのでしょうね。
 あの同級生は、今どうしているのでしょうか。

 映画『三丁目の夕日』にも使われた“ダイハツミゼット”


 MAZDAのオート三輪


 小学生時代を思い出す“VOLVO”


 日本のワーゲン“スバル360”


 TOYOTA 2000GT
 

仙台市電展

2006年03月19日 19時41分58秒 | 日々の出来事
 仙台の『市電』が、昭和51年の冬に無くなってから30年が過ぎました。
 ほとんどの若者は、仙台に『市電』が走っていたことすら知らないでしょうね。
 『市電』は、道路の真ん中を走っていたので、今のような車社会では邪魔になるとは思いますが、実は海外では環境やバリヤフリーの面で、見直されてきています。
 排気ガスを出さないし、低公害の面や低床の車両を使うことでバリヤフリーの面でも、ドイツなどでは積極的に導入されています。

 仙台市は、地下鉄が市街地が形成された後に敷設されたために、既存のバスや公共機関が発達していないための自家用車依存の体質が残されたままのとても交通混雑が無くならない街です。
 旧市街地だけを考えると40年前の方が便利だった気がします。

 さて、そんな『市電』への思いを胸に仙台港背後地にある“アクセル”の市電の写真展の会場に行ってみると、仙台市宮城野区原町でハンコ屋さんを営んでいる“仙章堂”さんの貴重な「花電車」(市電を七夕の時に飾る和紙の花の様な飾り等でデコレートした)の写真や切符そして市電運転系統図があり、とても懐かしく楽しませていただきました。
 「花電車」とは、たとえば皇太子様が御誕生された時や企業の開店記念とかにお金を出して走らせた記念電車でした。
 会場ではそんな『市電』の写真やビデオを見て懐かしむ人でにぎわっていました。
 「花電車」に乗り、おばあちゃん座りをして外を見ていた自分の姿を思い出しました。

 市電運転系統図


 西公園付近を走る市電(上左から大学病院前、市役所前、下左西公園)


 仙台駅前付近を走る市電(上左から仙台駅前、ロフト前、下左アエル前)
 

クリスマスローズ展

2006年03月18日 21時55分27秒 | 花々
 仙台市農業園芸センターで『クリマスローズ展』が3月21日まで開催されています。
 クロスマスローズ(キンポウゲ科)は、バラやチューリップのように余り一般的でない花ですが、花好きの人には知られていて、私自身も10年位前から本で見ていて少しずつ苗を増やしてきたので、かなり大好きな部類に入ります。

 でもここ何年かでじわじわと人気がでてきて、花やさんの店先でも大分見かけるようになりました。ポット苗で購入しても花が咲くのが2~3年かかるので待ち遠しいですね。(いっぱい花のつぼみを持った鉢で売られているクロスマスローズは、結構いい値段をしています)
 色合いは微妙なのですが、黒系、白系、灰色系、赤系、アプリコット系、桃色系、黄色系、緑系があり、それぞれ花びらの形や中の模様で個性を出しています。下方を向いて咲いているのでのぞき込んで見て下さいね。

 クロスマスローズは、クリスマス時期から3月頃までバラのように美しく咲くことから名付けられたようで、ややうつむきがちに清楚な美しさが魅力で“冬の貴婦人”と言われています。
 もちろん、うちの庭にもありますが、地植えしているので咲くのは4月頃になるので、ひとあし先にクリマスローズを楽しませてもらいました。
 会場では違う花との組み合わせによって、洋風の庭のみならず和風の庭にもマッチしていました。




 花びらの形が剣弁のピコティ (一番下の表参考にして下さいね)


 花びらの形が丸弁のピコティ


 ステルニー


 フェチダス


 ネット(模様が網目状に見える)


 緑色系


 桃色系(スポット模様)


 灰色系


 ダブル(八重咲き)

 
 セミダブル(蜜線が花弁化して半八重に見える)


 クリスマスローズの花の見方


こうれん

2006年03月16日 21時42分43秒 | Sweets!お菓子
 『こうれん』って知っていますか。
 小さい頃から、『こうれん』と言えば、祖父の実家のそばで売っていたので、『松島こうれん』しか知らなかったのですが、忘れてはいけない『仙台こうれん』もあります。

 『仙台こうれん』は、東三番丁の菊葬会館側にあり、昭和28年創業で宮城県産のササニシキを原料としたサクサクと軽やかな食感の手焼きせんべいです。
砂糖、しょうゆ、青しそ、青のり、ゴマの5種類があり、その他にもち米のミヤコガネを原料としたかきもちがあり全7種類です。
 ちょっと見た目は、普通のせんべいのようですが、食べてみると軽い食感がやはり『こうれん』そのもので、全て㌘売りで枚数売りもOKです。

 一方、『松島こうれん』は支倉焼きと同じで、とにかくonly oneで、その商品1種類しか扱っておりませんが、これがどこにもない、ぱりっと軽い歯触りでほのかな甘みの後、ちょっと塩味を残し口の中ですっと溶けていきます。その溶け具合が“そうだ。こうれんってこんな感じだったんだ”と昔食べた時の食感を思い起こしました。
 店名の『こうれん』は、鎌倉時代に紅蓮さんと言う尼さんが伝えた煎餅だそうで、これを代々作ってきたのが松島の星家(旧姓蜂谷家)だそうで、それが「一子相伝、七百年の技」というコピーになります。

 お店のガラス越しに生地を成型している様子が見え、店内ではまだ焼いていない生地とかサイズが小さめのミニも売っていました。
(へぇ~って感じでした。3へぇ~ですね)
 焼きたてを店内で頂きましたが、香ばしくておいしかったです。
 優しい味と食感が観光客が好むのがわかるような気がします。

 仙台こうれん本舗(仙台市青葉区本町)


 仙台こうれん各種(ごませんべいがまさしくごま団子の味でした。当たり前ですが・・・)


 ㈱紅蓮屋心月庵(松島町)


 松島こうれん
 

月夜に四苦八苦

2006年03月15日 21時50分42秒 | 日々の出来事
 今夜は満月がとても綺麗です。
 けれど、これを綺麗に写真に撮ろうとすると結構難しいんです。
 夜の撮影だから、シャッタースピードはゆっくりだろうと思っていて、1/10や1/30で撮ると月が真っ白になってしまいます。
 今回載せている写真は、500mm・絞りはF8固定のレンズで、シャッタースピードは、1/500、ISOは100で、まるで真昼での条件で撮っています。

 今回のように撮るのが難しい時は、デジカメが威力を発揮します。何通りかのシャッタースピードでかなりの枚数を気兼ねなく撮れますが、これが銀塩フイルムカメラでは、もったいなくて撮れないし、データーが残るデジカメでは、メモを取る必要がないのが助かります。
 次回の月を載せるときまで、もう少し修行しておきたいと思います。

 平成18年3月15日(水)午後8時30分頃の月

幸せの確認できましたか

2006年03月14日 23時55分45秒 | 花々
 ホワイトデーのお菓子と昔から幸せを呼ぶと言われる『4葉のクローバー』の写真を撮りました。
 今年はチョコレートのお返しに幸運を呼ぶ『4葉のクローバー』のプレゼントも人気を呼んでいるとか。

 小学生の頃、草っ原のクローバーの中から4つ葉を探すのに何時間もかかったことを思い出しました。
子供心に幸せはそう簡単にはつかめないものさと思い知らされたっとさ。
(写真のものは4つ葉の発生が1/3位あるのですぐ見つかります)
 今日は、飲み過ぎて眠いのでこの辺で。

 4葉のクローバー


  ホワイトデーのお菓子

花月食堂

2006年03月13日 20時55分32秒 | ある日の麺喰
 知る人ぞ知る『花月食堂』は、宮城県警の東側の外記丁通りから少し入ったところにありますが、看板が無いので知らない人は見つけにくい店です。(上の写真のカナリヤという店の横から入ります)
 場所を見つけても、店は昔の民家の縁側みたいなところが入り口で、中に入ってメニューが書いている紙に『花月食堂』と書いてあることで、初めてここが食堂であることを確認できます。(もう1つの目印は縁側にミョーにお客さんの靴が並んでいます)

 この店の一押しは、なんといってもタンメンで、具の野菜がいっぱいで、スープの塩味もちょうど良くて、一度味わうと又周期的に食べたくなります。
 テーブルに置いてある浅漬け(季節に応じてきゅうりだったりダイコンだったりします)は、食べ放題ですよ。
 タンメンと一緒に100円チャーハン(普通の半チャーハンの半分の量でメニューには載っておりませんが)を食べてみてくださいね。普通のお店より量が多めなので、半チャーハンの半分の量でもお腹いっぱいになるので、満腹感で幸せを感じるセットメニューになります。

 最後にお会計の時、免許更新の時申請するSD(safety card)を見せると50円引きになります。なんででしょうかねぇ?(私は常連なので顔パスで50円引きです)
 そう言えば、記憶では25年前から『花月食堂』はあったのですが、創業何年目か今度聞いてみようと思います。

 『花月食堂』の入り口


 一押しの野菜たっぷりのタンメン(600円)


松島 円通院

2006年03月12日 21時09分35秒 | 奥州仙臺七福神
 松島の円通院に行ってきました。
 円通院は、伊達正宗の嫡孫「光宗君」を祀り、国の重要文化財に指定されている『三慧殿』は、1646年に建てられましたが、厨子の図案(クローバー、スペード、ハートなど)が西洋から支倉常長が持ち帰った模様などを使っていたため、鎖国制度を施行していた江戸時代だったこともあり、350年も公開されないできたそうです。

 円通院の入口近くにある、“七福神庭園”は、松島湾にある七福神の島の仏の庭に表したもので7個の石を配置しており、コケがきれいな情緒ある庭園になっています。
 庭園は四季を通じていろいろな表情を持っており、『三慧殿』の厨子には西洋の図案であるバラが描かれているので、バラの庭園もあり“バラ寺”としても知られています。 是非バラの咲き誇る季節にも訪れてみたいと思いました。

 また、「縁結び観音」も祀られ、この日も若い女性の参拝客が手を合わせていました。
 その他に本堂では、数珠作り体験もやっておりました。
 奥州仙臺七福神を制覇したので、機会があれば松島の島の七福神も訪れてみたいですね。

 円通院の入口


 庭園のお休み処


  三慧殿


 三慧殿内部(バラの絵柄が右側にあります)


 三慧殿内部(クローバー、スペードの模様がわかりますか?さぁどこでしょう)


 七福神の庭園(7個の石が配置されています)


 近くのおみやげ屋さんも七福神がお出迎え
 

金華サイダー

2006年03月11日 19時57分51秒 | 日々の出来事
 『金華サイダー』って知っていますか?
 いやいや「金華山サイダー」なら知っている方は、石巻方面出身で、昭和40年代以降、少年少女を過ごした人ですね。
 昭和30年代後半に石巻で発売され、よく飲まれていた“地サイダー”のようで、しばらく発売されていなかったようですが、昨年夏に名前を変え復刻したようです。

 今は、内海橋の西の袂の‘まんぼう壱番店’で売っていますが、この店自体も昭和の一銭店屋を思い出せてくれる店内で、訪れた当日も子供たちでとても賑わっていました。
 「金華山サイダー」を復刻させたのが『金華サイダー』で今年の夏には違うヴァージョンのシークワァーサー味のサイダーも発売するそうです。

 仙台生まれの私には、サイダーと言えば、『キリンレモン』、『三ツ矢サイダー』、『リボンシトロン』が全てですが、“地サイダー”があったとは驚きです。
 そう言えば、『トレボン・ナマー』って、この飲み物も、ローカルなのかなあ。

 橋通りにある‘萬市場’の店構え


 店内(一銭店屋の感じ)


 幻の「金華山サイダー」を復刻した『金華サイダー』