気ままな歳時記

 気ままに日々の出来事を写真で綴っていきたいと思います。

私にとっては,たかが「シャープペンシル」,されど「シャープペンシル」

2009年02月11日 19時59分44秒 | 日々の出来事
 突然ですが,皆さんは,こだわりがある文房具がありますか?

 私は,初めに入った会社が設計会社だったこともあり,昔から「シャープペン」にはこだわっていました。
 当時,会社が渋谷にあったので,土曜日になると,午後から“東急ハンズ”に行って,文具を飽きることなく何時間も見ていました。

 今のようにワープロの時代でないので,報告書も図面も全て鉛筆の手書きだったので,「シャープペン」が‘命’であったので,とにかく太さ,材質,重さそしてなにより芯先がしっかりしていることが選ぶポイントでした。

 昭和50年代にずっと使っていたので,“ぺんてる”の製図用シャープペン(写真の一番奥の黄色い物)で,500円と安いのにすべての要素が私的には合格でした。

 落としたりしてペン先が曲がったりしたのですが,4~5本を10年以上に渡って使っていました。
 
 その後,同じ“ぺんてる”の高級(?)な2代目の愛用「シャープペン」を見つけたのが,写真奥から2番目のブラックの製図用シャープペン(1,000円)で,コレは平成7年頃から8年ほど使いましたが,1,000円とちょっと高かったので,床に落としてペン先が曲がると,気持ちが落ち込んでしまうことがたびたびあり,次の3代目の廉価なものに平成15年頃から移行しました。

 3代目は,値段(500円)とペン先がしっかりしていて,今までの中でも最高に気に入り,仙台駅の“アエル”にある“オフィスベンダー”で買うと367円なので,まとめて買ったこともあり,合計5本ほど持っています。

 3代目以上の安くて書きよい「シャープペン」は当分無いと思っていたのですが,先日,コレを超える物をついに(!)見つけました。

 4代目は,ドイツの製図メーカーの“ステッドラー”のREGで(写真一番手前)で,値段は定価で1,470円と少々高いのですが,短めのペンでしっくりした持ち心地と出る芯の量を調整できるので,筆圧が強い私には,芯の出る量を少なくできるのは画期的なことだと思いました。

 しかし,4代目は消耗品としては少々高いので,3代目と4代目の並行使用になりますが,久々に良い文具を見つけられて嬉しかったですね。

 この4本だけでなく,今まで買った「シャープペン」の種類は凄い量になりますが,何と言っても毎日使う消耗品なので,あまり高い物(外国メーカーのもので1万円もする物もありますが)は,選びません。

 話が長くなりますが,私が小学生の低学年の頃,同じクラスの子がドイツ製の「シャープペン」0.5mmを,父親がドイツで買って来たと言って持っていたのを見て,ビックリしたものでした。

 当時は,「鉛筆」が主流で,「シャープペン」も0.7mmか0.9mmしかなかったので,0.5mmという芯があるのかと思ったのですが,とにかく彼の持っている「シャープペン」が,何故か輝いていたのを思い出しました。

 今まで何年か使った事のある「シャープペンシル」(奥から古い)


 手前が現在使っている4代目(ステッドラーREG)


 4代目は芯の出る量を調整できる(ギザギザを廻して調整)