信子の華ごよみ

自宅の庭に咲いた花々を記録
植物の育成、華のうつろいを観察

草ジンチョウゲ

2015年08月31日 | 日記
ジンチョウゲ科:Thymelaeaceae クサジンチョウゲ属:Stellera 学名:Stellera chamaejasme
和名:クサジンチョウゲ 草沈丁花 中国名:瑞香狼毒 原産地:中国

 春先に強い香りで春を告げる日本の沈丁花は木、草ジンチョウゲは背丈15cm程で草に分類されます。 標高3000mの高原を流れる黄河を見晴らす高台、足元には高山植物が咲いていました。
その中の一つが「草ジンチョウゲ」。   
チベット人のガイドさんが、「毒の成分が含まれているので殺虫効果があり、チベット仏教の経文を書く紙の材料になります」、と教えてくれました。黄色や白い花もあるようです。

 青海省は中国の北東部にあり、ヤク牛・羊・山羊の放牧が営まれている山岳地帯。広大な草原が果てしなく続くなか、チベット教の寺院やタルチョ、そして、中国奥地まで”文明を届けよう”と進められる道路建設、といった風景が時折視界に飛び込んできます。
 朝 お寺に向かう子どもの僧       

たくさんの高山植物が地面に張り付くように咲いていました。
フリティラリア・キロサ(クロユリ)、アスタースーリエイ、ゲンティアノプシス(リンドウ)、ベティクラリス・クラノロファ ・・・・・
              
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