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口内炎の原因は

2022年04月06日 12時40分01秒 | 健康
  口内炎に悩んだ経験はありませんか。 痛みを伴い、食事もままならない。 実は様々な種類があり、
  疲労やストレスが引き金になるという。  長引く場合は他の病気か潜んでいる可能性もあるので、
   注意が必要だという。

  口内炎は舌の縁や唇、ほほの裏など口の中の粘膜に起こる炎症の総称なんだそうです。 
 よくみられるのが白っぽい円形の炎症(潰
  瘍)
ができ、周囲が赤くなる「アフタ性」
 と呼ばれるタイプ。東京医科歯科大学口腔
 外科学分野の“近津主任教授”は「疲労やス
 トレスなどで免疫力が落ちたときにできや
 すい。数や場所、大きさは様々で繰り返す
 ケースも多い」と説明している。合わない 
 義歯や歯のかぶせ物、歯科矯正器具で口の
 中の粘膜に傷がついたり、自ら唇や舌をか
 んだりしたのがきっかけになるときもある。
 物理的な刺激が原因となる「外傷性」(褥瘡
 (じょくそうせい)性潰瘍)
だ。 「アフタ性とは
 異なり、炎症の境界がはっきりしないのが
 特徴」と近津主任教授。 
  高熱や強い痛みを伴う例が多いのが、単純ヘルペスウイルス感染で起こる「ヘルペス性」だ。 再
   発時は口角に水ぶくれができやすい。 鶴見大学歯学部付属病院(横浜市)口腔機能診療科の“中川
   学内教授”は「成人の7割が単純ヘルペスウイルスに感染しており、うち1割程度が発症するとい
   われている」と話している。 主にカビの一種であるカンジダ金が引き起こす「カンジダ性」は
   舌に白いコケがのようなものができる。 そもたり、ヒリヒリと痛んだりする。 中川学内教授
   は「舌の粘膜の炎症が進むと、痛みや味覚障害が残ることがある。 広範囲にわたり、2週間以
   上痛みが続く場合は医療機関を受診してほしい」と促している。

  どのタイプも免疫力が低下すると発症しやすい。 予防のためにも疲れやストレスをためないよう
   心がけたい。 口の中の衛生状態にも気を配る。 近津主任教授は「歯周病対策は口内炎予防に
   つながる。 歯ブラシはもちろん、デンタルフロスなども使い、口の中を清潔に保つとよい。 
   できれば喫煙も避けたいものだ」と助言している。
  食生活ではビタミンB群やミネラルが不足すると、口内炎が悪化しかねない。 バランスの良い食
   事が大切になる。 名古屋市立大学大学院医学研究科の“森田教授(加齢・環境皮膚科学分野)”は「甘
   いものなどをダラダラと食べ続ける、終始アメをなめているといった行動もよくない」と警鐘を
   鳴らしています。  乳幼児は口内炎の痛みで飲食を嫌がり、脱水を招く例がある。 食欲がな
   いときは口内炎がないか確認した方がいいという。

  口内炎の治療ではステロイドの塗り薬や飲み薬などを使う。 市販薬もあり、1~2週間で治る場
   合がほとんどだそうだ。 タイプに合わせ、カンジダ菌が原因ならば抗真菌薬を処方してもらう
   こともある。 ただ、こうしても症状が長引くときは注意したい。 別の重篤な病気が隠れてい
   る可能性があるからだという。 森田教授によると、全身に様々な炎症が起こるベーチェット病
   自己免疫疾患で目や口の乾燥を伴うシューグレン症候群、リンパ腫、炎症性腸疾患のほか、最近
   目立つようになってきた梅毒でも口内炎ができるのだという。

  口内炎と見分けがつきにくいのが舌や歯肉、ほほの粘膜といったところにできる口腔がんです。
   中川学内教授は「口腔がんの半数以上を占める舌がんは表面が凸凹しており、主に舌の縁にでき
   る。 初期は痛みがないため、見過ごされがちだ」と指摘。
   近津主任教授は「がんは出血しやすく、病変部が硬いケースが多い。 ただし軟らかくてもステ
   ロイド薬などで治らない場合、リスクがある。 必ず検査してほしい」と強調しています。
  「何はともあれ、口内炎が2週間以上続くときは専門医を受診した方がいい」と強調しています。

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