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弱まらぬ台風 北上・上陸へ

2024年08月11日 12時40分01秒 | 地域
  猛暑や頻発する激しい雷雨に加えて、週明けにかけては台風5号の動きに警戒が必要だ。
  なる恐れがある。 台風が去った後も、南海上から日本に向けて湿った空気が流れ込み
  やすい状態は解消しそうにない。 蒸し暑さと不安定な天気はしばらく続く見通した。

 台風5号は当初、日本の東海上をやや離
 れて北上するかに見えたが、強い太平洋
 高気圧に行く手を阻まれて上陸する予想
 に変わった。東北沿岸の海面水温は昨年
 から続いている海洋熱波によって平年よ
 り4度以上高く、台風の発達に適した2
 7度以上の海域もある。 台風は北上し
 ても弱まらない予想で、危険度は高い。
  強い雨雲や強風域を伴ったまま上陸する見通しだ。 東京大学の"中村教授"は台風の
   北側で吹く強い東風の影響も心配する。 高い海水温のため大量の水蒸気を含み、
   東北の太平洋側で大雨のリスクが増すという。

  日本気象協会も台風のスピードが遅いために雨が長引き、雨量が増す恐れがあるとし
   て警戒を呼びかけている。 台風が西寄りのコースを通った場合、関東の一部にも
   雨域が及ぶかもしれない。 北海道も風雨が強まる可能性が高い。 連休明けごろ
   まで沿岸部では高波、高潮の恐れもある。
  台風5号が去った後もからりとした晴天は望めない。 日本の南海上には大きな低圧
   部があり、新たな熱帯低気圧の発生と日本への接近を予想する計算モデルもある。
   低気圧ができなくても、お盆のころにかけて太平洋側には暖かく湿った空気が入り
   急激に雷雲が発生する日がありそうだ。

  日本の南海上の低圧部は反時計回りの渦を伴い、「モンスーン・ジャイア」と呼ばれ
   るものに近い。 東シナ海方面から西日本に張り出す高気圧と、東海上の太平洋高
   気圧の間にできた「くびれ」部分に形成された。 この中で空気が集まって上昇気
   流が起き、積乱雲の塊ができたり低気圧が発生したりしやすい。
  渦の東側では北に向かう気流があり、東日本や北日本に向けて水蒸気が輸送される。
   これらの地方では暖かく湿った空気の影響で積乱雲が発達し、急な豪雨をもたらす。
  関東で今週、何度も激しい雷雨が発生したのはこうした原因による。 11日にかけ
   て上空を寒気が通過し、台風の影響を受けない地域でも雷雨の発生確率が高まる。

  天気図の大きなパターンは、ここしばらく変わらない見通し。 太平洋高気圧が強ま
   る一方、日本の南~南西海上には渦が停滞する。 湿った空気の流れは多少西にず
   れる可能性もあるが、太平洋側の地方を中心に広い範囲で暑さと豪雨に引き続き注
   意が必要だ。
  気象庁の最新の1カ月予報によると、少なくとも8月中旬ごろまででは全国的に気温
   が平年を上回る状態が続く。 太平洋高気圧は日本の南海上に張り出し、大陸から
   日本にかけての上空はチベット高気圧の勢力圏となる。 下層から高層まで高温の
   空気に包まれそうだ。
  西日本を中心に猛暑がすでに長期間続いており、高齢者など体力を消耗している人も
   多い。 追い打ちをかけるようにこの先も暑いので、体調管理が一層重要になる。

  気温が高いのは日本だけでなく、7月以降、欧州の南東部や中央シベリア南部、北米
   大陸の西部や東部で高温が目立つ。 今春まで1年ほど続いたエルニーニョ現象の
   影響がしつこく残り、北半球の中緯度上空の気温が平年を大幅に上回ったためとみ
   られる。

  秋にかけてはラニーニャ現象が始まる公算が大きい。 どこまで強まるかについて日
   米欧の気象機関の間で予測にばらつきがあるが、日本の気温は上がりやすい方向へ
   進む。 9月に入っても真夏のような気温の地域が多そうで、暑さ対策は長期戦を
   覚悟する必要があるようだ。

   当街もご多分に漏れずきょうも、午前10時20分頃「35度」を観測したとの
    連絡がありました。  どこまで続くのかこの猛暑、ご勘弁願いたいものです。
  

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