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「東日本」震源域に26㍍の断層崖

2023年12月28日 12時50分43秒 | 地域
 宮城県沖の水深約7500㍍の日本海溝で、
 2011年3月の東日本大震災の地震で断層
 がずれてできたとみられる高さ約26㍍の崖
 を見つけたと、新潟大学などの研究チームが
 26日付の英科学誌に発表した。 地形の解
 析から、海底の断層が80~120㍍ずれた
 と推定されるとしている。 チームによると
 東日本大震災の震源域に現れた断層崖を海底
                    で発見したのは初めて。
  この海域ではこれまで船舶による音波を使った地形の探査などが行われ断層は50
   ㍍以上ずれ動いたとみられてきた。 海洋研究開発機構は17年、海底断層のず
   れが最大で約65㍍との解析結果をまとめていた。

  チームは22年9月、水深1万1千㍍まで潜航できる有人潜水艇を使い、現地の地
   形や地質を調べた。 その結果、地震で隆起した地形の東の縁に、落差26㍍の
   垂直に近い崖があるのを見つけた。 崖下の斜面に崖から崩落したとみられる大
   量の岩塊があった。 ずれた地盤の先端が急激に持ち上げられて断層沿いに崩落
   したことによって、断層崖ができたと推定されるとしている。
  26㍍は7~8階建てのビルに相当。 チームは「内陸部の地震で現れる断層崖の
   落差が数㌢~数㍍であることを考えれば、東日本大震災に伴うこの断層崖は破格
   の規模だ」としている。

  このニューステレビで見た時はビックリしました。 研究って凄いものですネ。