農業じゆう人

     健康を第一に無農薬で
          安心・安全・新鮮な野菜作りに励んでいます!

クリスマス寒波、続かず‥?

2023年12月21日 12時38分30秒 | 世間
  12月から1月にかけては「クリスマス寒波」や「年末寒波」が襲来し、日本海側では
  山沿いを中心に本格的な雪となる場合が多い。 暖冬傾向といわれる今年も例外ではな
  く、クリスマスごろにかけて寒い日が多くなりそうだ。 しかし、その後は気温が上が
  り、暖かい年末年始となる公算が大きいようだ。 山岳地帯では大雪の後の気温上昇に
  よる雪崩にも注意が必要だ。

  日本列島には週明けから寒気が南下してきている。 20~21日に気圧の谷が東へ抜
   けた後、冬型の気圧配置が強まってさらに寒気が押し寄せてきそうだ。 ロシアから
   中国にかけて記録的な大雪や厳しい寒さをもたらした空気の一部が流れ込む。
  週末にかけて、平地で雪が降る目安とされる上空約1500㍍で氷点下6度以下の領域
   が西日本から東日本の沿岸付近まで南下する見通し。 九州北部から北海道にかけて
   の広い範囲で日本海側で中心に降雪量が増える。 大規模な交通障害が起きる恐れも
   ある。 クリスマスごろに次の気圧の谷が通過し、関東の南を南岸低気圧が東進する
   という予想もある。 寒気が残っているために平野部で一時的に冷たい雨が降り、内
   陸部では雪が混じるかもしれない。 その後は寒気が息切れし、大雪をもたらす寒さ
   にはならないようだ。

  年末年始にかけて比較的穏やかな天気が続き、気温が上昇して平年を大きく上回るとの
   見方が強まっている。 気象庁は18日、東北と北海道に「高温に関する早期天候情
   報」を出した。 28日ごろから、10年に一度程度しか起きない高温になる可能性
   がある。 こうなると、日本海側の山沿いでも雨が降りやすく、晴れ間が出ると気温
   がさらに上がる。 積もった雪が解け、雪崩が起きたり河川が増水したリする恐れも
   あるという少々注意が必要のようです。

  現在、熱帯太平洋では海水温の分布が平年と異なるエルニーニョが発生し、ほぼ最盛期
   とみられる。 エルニーニョが起きると、日本上空を吹く偏西風の通り道が平年より
   北にずれる。 寒気は南下しにくく、暖気が北上しやすくなるので、暖冬になるケー
   スが多い。  それでも北極とその周辺の気圧配置や気流の状況により、急に寒気が
   南下することもある。 米気候予測センターの資料などでは、これから年末にかけて
   寒気の南下を促すパターンに近づく。 この影響が強く出れば再び寒さに見舞われる
   可能性も残っている。 特に雪の多い地方に出かける際には、最新の情報を利用する
   ことが大切のようです。 寒い地方へ行かれる人は特に注意が必要のようです。