農業じゆう人

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早くも‘秋深し・・?’

2014年09月20日 16時16分39秒 | 地域
 秋深まってきました・・? 
  この時期に届くのが“百舌鳥(もず)の初鳴きや彼岸花の開花”の便りでは? いずれも秋の季語?

             
    百舌鳥は、公園や川沿いの草地などに生息しています。 
    写真のように頭は栗色で体は褐色を帯びた灰色で、ご覧のように、スズメくらいの大きさです。
    「百舌鳥」の名前の由来はいろいろあるようですが、特徴はその鳴き声ではないでしょうか?
    “キイー”という甲高い声は、自分の縄張りに接近してきた者に対する威嚇の声だそうです。
    これ「百舌鳥の高鳴き」と言われるそうだ!  しかし冬に入ると、オスはメスに対して、
     周囲の鳥の鳴き声を真似して求愛の唄を歌うと言われているそうです。
    この複雑な鳴き声から「百舌」の漢字があてられたという説もあるんだとか・・。
    百舌鳥の声が引き締まって聞こえるような澄んだ秋の陽気を「百舌鳥びより」と言ったり、
     「百舌鳥の晴れ」と言うそうです。  先人は凄い!
    

     一方・彼岸花は、土手や畔に群生し、この時期一気に花を咲かせます。
     「曼珠沙華(まんじゅしゃげ)とも言われ、天上に咲く花という意味もあります
     この名は仏教の聖典からきているんだとか・・?
     お彼岸が過ぎるころには花は消え、線形の深緑色の葉一色に染まります。 

     こんな事を知っているなんて・・私も相当な‘田舎育ち’ですなぁ~  トホホ

                ・           ・

  この時期は季節の進みがとても早く、標高の高い山では 早くも冬の気配が見え始めています
  今週は、北海道の「旭岳と利尻山」で初冠雪が観測された!とニュース等で伝えていました。
  10月並みの寒気が流れ込み、いずれも平年より早い観測となりました!とネ
  初冠雪とは「山の中腹から頂上にかけての雪を気象台が確認した日」を言うそうですョ
  そう言えば、東日本では「富士山」も、そろそろ雪化粧する季節になってきていますネ~
  3776㍍の山頂は、夏でも最低気温が氷点下になることもあり、いつでも雪が降る環境です
   (真夏に登っても、山頂で「日の出」を見るころはホント寒いですもんネ (これ体験済み)
  ちなみに、山頂が雪に覆われている期間は、年平均275日もあるんだそうです。(残雪期も含め)
  また、初冠雪の日をどう決めているのか・・?
   山頂の1日の平均気温が最も高い日を境に、そのあとに山が雪に覆われる状態を確認した日を
   初冠雪としているそうです。

  ちなみに、初雪とは、足元で雪が降っている状態を確認した日です
  ご存知の通り、2004年以降、富士山測候所は無人化になってしまったので、
   気象庁の初雪の記録は途切れてしまいました。
  その代り、今でも「山梨県富士吉田市など」は、独自に富士山頂の初雪を確認して
    “初雪宣言”の発表を続けています

  「秋深まり・・山は早くも冬の気配」状態に入ってきているようですが、まだ早いような?
  とは言っても、地域・地方によっては事情は様々・・北海道では普通なのかも・・。

    でも、我が日本国の一番いい季節&素晴らしい季節でもである「秋」
     その期間が、無くなってきたり・短くなってきたりしていると思いませんか?
    これらは「秋」ばかりでなく、「春」も変わっているように思えなりません。
    「春夏秋冬」という素晴らしい四季のある我が国 守りたいものです。
    年々「亜熱帯気候」の様相になっているとか? もったいない! 避けたい!