農業じゆう人

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“トラウマ”の初期ケア

2014年09月11日 15時00分27秒 | 話題
 日常生活の中でも「トラウマ」という言葉 ・・ 最近、よく使われていますでしょ ・・ !
 だが、精神医学でいう「トラウマ」とは「生死に関わる出来事に直面」するレベルの大きなストレス
 こういったものを指すんだそうだ! “生死にかかわる出来事”・・?」 今朝もありましたネ~
 朝のニュースで「北海道・石狩地方に大雨に関する特別警報が発令された!」と伝えていた・・。
 “あらら~・北海道でもか~”と、昨夜は特別警報ではなかったが都心でも大雨に見舞われたと・・
 東日本大震災や、つい最近では広島市の大規模な土砂災害などは、紛れもない「トラウマ」といえる

  「トラウマ」とはチョッとそれますが・・ウ冠に「淫」と書いて「霪(いん)」という見慣れない漢字がある
  訓読みは「ながあめ」。度を越した雨、十日以上も降り続くような雨が「霪」だというそうです
  天に向かって、いささか度を越しているないかといいたくなるような「霪の夏」であったような?
  天気図を見れば、長雨時を思わせるような、長々とした前線が日本列島にまとわり続けた。
  日本全国各地で少なからず、その影響をもろに被った・・それこそ全国あっちこっちで
  つい最近、広島では豪雨による土砂災害で、70人以上を超える犠牲者が出てしまった
  気象庁によれば、西日本の太平洋側では、8月の降雨量が平年の3倍にもなったと言われています
  西日本と東日本の日本海側でも平年の倍以上の雨が降って「日照時間」は半減以下だったと
  そういった異常気象の夏であったが、そもそも日本列島の夏の空は水蒸気が増える傾向にあるとか
  気象の専門家によれば「こういった温暖化の影響はますます顕著になるであろう」と言ってます
  この夏のような大雨は「近い将来にまた起こりうる可能性もある」とも指摘
  災害等による「トラウマ」は、まだあるそうな気配がいっぱいです。

  私たちには「自我」と呼ばれる現実検討機能があるんだそうです
  そのためさまざまな刺激に健全な対応ができるようになってはいるそうです
  ところが「自我」の制御機能を超えた暴力的・侵入的な「トラウマ」にはうまく対応ができない
  一部の機能を遮断することで脳全体へのダメージを最小限に抑えるそうなんです?
  悲惨な事故に遭遇した人が事故場面の記憶を一部失う、というのも「まひ」によるものだとか?
  これらは「異常な状況に対する正常な反応」であり、様々な身体的・心理的な反応が現れる
   身体的反応としては「不眠・悪夢・動悸・発汗・呼吸困難・消化器病状など」が・・
   心理的反応としては「高ぶり・イライラ・怒り・過敏・不安・憂うつ・無力感などが生じる」
   これらの多くは、自身の自然治癒力によって徐々に回復していくそうです。
   その体験の記憶は残っても、人生経験の一部として消化される
  ただ、回復がスムーズに進まず、PTSD(外傷後ストレス障害)へ発展してしまうこともあるそうです
  PTSDとは「トラウマとなった出来事が脳裏から離れず日常にも支障をきたす心の病」とだか
   
  主な症状はこんな3点だそうです
     ①再体験(想起) 原因となった強烈な体験が意図せず繰り返し思い出され、
                                 何度も苦しい思いになる
     ②回避 体験と関連する状況や場面を意識的・無意識的に避け続け、
                         社会活動に著しく支障が生じることもある
     ③過覚醒 交感神経系(興奮系)の亢進(こうしん)状態が続き、脳が休まなくなる
            常にイライラ・集中力低下・過剰な警戒心や驚愕(きょうがく)反応などが起こる

  「トラウマ」を受けたあと初期のケアとして一番の治療薬は「安全・安心・安眠」が確保できる
   環境を整えることだそうです。
  まさしく被害等に遭われ避難された場合などは本当にピッタリですよネ
  災害の遭われ呆然としている状態のなかで、とりあえず避難したら、こういったものはゼロ
  当初は、「止むを得ない」と思っていても、長期間となると「トラウマ」は大きくなるばかり
  「初期のケア」 非常に重要だが、今の日本ではこのような環境 できてますでしょうか?

   気象が大きく変わりあっちこっちで、これ関するような「トラウマ」が発生しています
   「安全・安心・安眠」の確保ができるように日頃から関心を持ちたいものです