交番（ＫＯＢＡＮ）

　　時代を超えて、読み継がれている漫画・・結構ありますよネ　皆さんも思い出せばあるのでは・・
　　【こちら葛飾区亀有公園前派出所（こち亀）】も、その一つではないでしょうか！
　　なにしろ週刊ジャンプの連載は一度も休むことなく３８年続いている。
　　それだけでなく、単行本だけですでに１８９巻、累計１億４千万部の売れ行きなんだそうだ！
　　　我が家でも子供がいた頃に買い込んだ単行本が「１０５巻」までずら～っとある
　　　今でも、家に帰ってきて時間があるとそれを取り出して読み返している。　
　　　すでに‘子持ちのおっさんですョ’　まさに「国民的漫画」といっていいんじゃないですか？

　　ところが作品名である「派出所」は、皆さんご存知でしょうか、今・日本には一つもありません！
　　警視庁が２０年前、通称だった「交番」（ＫＯＢＡＮ）に改めたからです。
　　もちろん住民と警察をつなぐ役割が変わったのではなくその存在は海外からも注目されています。
　　「交番」となった「派出所」は海を越えて『ＫＯＢＡＮ』に変わり、東南アジアなどに広がっている
　　　（シンガポール・インドネシアに広がっているそうです）

　　　　　　　　

　　只今、サッカーのワールドカップ開催中のブラジルも交番の輸入国なんだそうだ。（治安維持）
　　国際協力機構（ＪＩＣＡ）と警視庁の支援を受け、これまで１２の州に交番を作ったそうです・・。
　　２００以上の交番がある「サンパウロ州」で殺人事件が激減するなど、その効果は大きいそうだ！
　　「２７」すべての州に広げる計画で、ＪＩＣＡの職員が調査をしたほどだそうです。
　　現地では、今でもワールドカップの開催に反対するデモがあり混乱しているところもあるとか・・？
　　治安の改善も、取り締まるべき立場の人がデモを起こすなど、未だ大変なようです！
　　交番という建物が安心につながっている？とは言いがたいようです。　現にまだ犯罪も起こってようです　

　　　地域を歩いてパトロールする！道案内や住民の相談を受ける・・。
　　　　　交番と言うシステムがブラジルに根付き、安全な街づくりに一役買うことを願うものです
　　　　なにしろブラジルとは何かとつながり深い国でもあるので、早々にそうなってほしいです！