農業じゆう人

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お辞儀

2014年05月22日 15時47分00秒 | 
   一昨日(20日)の夕方、手持無沙汰からテレビのスイッチを入れた
   特に見るものがあったわけではなくチャンネルも昨日のまま
   画面は「第72期将棋名人戦七番勝負の第4局戦」??
   チョッとだけ見ていたら、対局がこれから始まる前でした
   名人と挑戦者が「盤」を挟んで正座し「礼」(お辞儀)をして開始
   おお~、やはり名人戦の対局ってすごい雰囲気の中で始まるんだな~とビックリしました!
   この雰囲気「武道」などと一緒でキチンとした「礼」から始まるんだと・・改めて感じた
   何分にも「将棋」なんて全く分からない私  凄い雰囲気に驚かされました!

   そういえば新人時代「挨拶とお辞儀は人生のパスポート」と教えられた事を思い出した
   当時・指導役が“挨拶とお辞儀なしに人間関係は始まらないんだョ”なんてことを
   日本のお辞儀は頭を下げます。相手の懐に飛び込んで、相手を信頼して頭を下げるのがお辞儀

     作法としては・・息を吸いながら頭を下げていく、頭を下げたところで息を吐いて
              また、吸いながら頭をあげるので、これを「三息の礼」と言うんだとも
              下で息を吐きなさいというのは、下で止まりなさい!と言う事
              下で止まらないと誠意や丁寧さを感じさせませんから・・

   お辞儀はまた、比較的浅い角度でしている人と、深いお辞儀を実践している人がいます。
   前者は、飛行機の中やショーケースなどの前で行うお辞儀です。
     要するに狭い場所では、深いお辞儀は出来ないのでそうするんですョと

   心の深さがお辞儀の深さにになるので、人生において必要なのは、深いお辞儀の方がいいと・・。
   自分と相手との関係によって、会釈(お辞儀の角度は15度くらい)、敬礼(同40度くらい)
   最敬礼(同70~75度くらい)に使い分けるように心がけたほうがいい。
   昔は膝がしらを包むところまで両手を下げるのが最敬礼だったと言われていました・・が
   現代では、宮中に招かれてた時でも(あり得ないないが)70~75度くらいでもよい!と言われています

   「形から心に入る」という言葉もあるように、キチンとした形をとる事は「心を整えさせる」もの
   相手にい対する誠意と思いやりの心をもった人のお辞儀は美しいものになる!と教えられました

     たまたま名人戦の対局前をチラッと見ただけでなんですが「礼」(お辞儀等は)だけは
     キチンとせねば・できねば・・今更ながら感じさせてくれた一コマでした・・!


   ちなみに「第72回将棋名人戦」は4勝0敗で“森内名人”を“羽生三冠”が破り
   タイトルを奪取“四冠”になった! 将棋の七大タイトルの過半数を占める「四冠」ですもんネ
   将棋がまったくわからない・できない私にとっては・・脳みそどうなっているのか不思議です
    〔羽生さん=名人・王位・王座・棋聖  渡辺さん=棋王・王将 森内さん=竜王〕
   4年ぶり通算8期目の獲得  獲得数は木村義雄十四世名人、森内名人と並んで歴代3位タイ
   本当に「囲碁の井山六冠」と同様 凄い人!と言うしかない・・!