農業じゆう人

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五臓六腑

2013年07月05日 15時50分03秒 | 健康
   “蒸し暑~い!”  それも朝っぱらからで、半端じゃない!   この蒸し暑さは、朝からではなく“昨夜のうちから!”といった方が正解かも知れない。
   “もんもん・ムシムシ”で一晩中寝返りばっかりでした・・。  ‘エアコンや扇風機’を使うのは健康上よくないのでタイマーだけ・・切れると堪らないです
   従って、今日は朝から雨が降るような?降らないような?・? 予報通りの天気なので何をすることもできずひたすら‘ボ~っと’過ごすのみ困ったもんでした!
   人間・目的もなくただ‘ボケ~っと’していると、こんなに蒸し暑い!といっているのに‘こっくり・こっくりとなってしまうんですネ’ こんなの私だけか

   しばしボケ~っとしていたら、カミサンから「目薬点した?食後の薬呑んだ?」と・・(外出するとよく忘れることが多かったのでチェックを頼んでいたんです)
   その時の癖があったのか? ボケ~っとしている私を見て思わず聞いてきたようでした・・が、忘れていましたので助かりました!よかったです。
   言われて慌てて準備し「目薬&内服薬」服用でしました。 その時、残りを見たら‘あれ~・薬が少なくなっている’ 後2日分で終わりに気付いた

      今日はこんな天気なので、他の用事はできないし担当の先生がいる日なので、「病院(内科)へ行って“薬”をもらってこよう」と、昼前になって出かけた
      病院もこのような天気なので、どちらかと言えば若干空いているようにも見えました。 その通りで、いつもより早めに受診することができました。
      今日は薬をもらうのが主で、この他は“先生の問診と近況の体調の確認”をしただけで終わり・・のハズだったが、先生の確認の一言から話が弾んだ
    
        先生は例の如く“お酒は飲んでいませんネ”  私=“ハイ・勿論です! 飲んでいません”  先生=“それが確認できれば終わりです”と・・
        一瞬・ボケッとしていると、まだ時間があるから・・と言って話を始めた。
        先生・・内臓全体を表すのに、「五臓六腑」という言葉が使われているのは知っていますよネ
          「五臓六腑に染みわたる」というと、お酒などの飲み物が、体の奥底へ吸収されていく様を表していますよネ 
          確かに一杯目のお酒は、アルコールの刺激が“口・のど・胃袋”の順に進んで行くのが感じとれ、「染みこむ」という感じですよね。
          ところで、「五臓六腑」は、伝統中国医学、いわゆる漢方での内臓の考え方なんだそうです
          「臓」とは比較的中味が詰まっている臓器の事で、『心臓・肝臓・肺臓・腎臓・脾臓』の五つで五臓といいます・・知ってますでしょ・・。
          一方、「腑」とは、袋状で壁が薄い臓器のことで、『大腸・小腸・胃・胆のう・膀胱・三焦』の六つで六腑なのですが、「三焦」は・・わかります?
          実際に解剖とかしても「三焦」に対応する臓器は見当たらないそうです。でも、昔も解剖は行われていたので、全くの想像だったとも思えない・・。
          伝統中国医学で、三焦は「気」と水の通り道とされ、体熱を作り出し、体液の浄化などを行うとされているんだそうです
          確かに、こんな働きを併せ持つ臓器はしないんだそうです。
          ただ、三焦は背中側の奥の方にあって胸から下腹部まで伸びているとされて「大動脈・大静脈・尿管やリンパ管」あたりを一つの臓器として認識?
          それなら、言われている働きの一部も符合するものとか・・。
          まだ、血液循環の実態が不明で、リンパ循環の存在も指摘されていなかった時代に、医学の先人達は必死に英知を働かせていたんだと・・・。

    ズ~っと、診療室で話しをし・聞かせてもらいましたが、先生は「消化器内科の専門」ですが、私は単なる患者なので、難しくてわからないことばかりでした
    それでも、こうして先生から見ればわかり易く話してくれたようだ。  わからない中にも、多少理解できる部分もあって、いい勉強になりました。
    今日は、ボケ~っとした時間から、急遽出かけたわけなんですが・・「薬」だけでなく「知識」ももらっれきた!と思っています。