農業じゆう人

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立春

2012年02月04日 15時38分06秒 | 世間
     節分を過ぎれば、おのずと『春の初め=立春』です。   「暦便覧」には『春の気立つを以って也』と記されている。
     『立春は二十四節気の第1』 正月節(旧暦12月後半~1月前半)
     冬至と春分の中間に当たり、昼夜の長短を基準に季節を区分する場合は、この日から立夏の前日までが「春」となる。
     例年なら、九州など暖かい地方では「梅」が咲き始める。暦の上ではこの日の寒さの頂点となるそうです。
     翌日からの寒さを「残寒」とか「余寒」といわれ、手紙や文書等の時候の挨拶などに用いられるそうですョ・・?

     ご存知の通り・・立春は「八十八夜・二百十日・二百二十日」など、雑節の起算日(第1日目)となっています。
     立春から春分の間に、その年に初めて吹く南寄り(東南東から西南西)の強い風を“春一番”と呼びますよネ・・・
     桜の開花時期は、立春からの最高気温の合計が540℃という概算法があるんだとか・・・?
      〔他に、元日からの平均気温の合計が600℃、2月1日からの最高気温の合計が600℃という方法もあります〕

      山下景子著『美しい暦のことば』に、次のような一文があって、少し身が縮む思いがした。
      [立春の日に天気予報をみていると“暦の上では春ですが、まだまだ風は冷たく・・”などという決まり文句が・・・]
      しかし、昨日も今朝も各地でこの冬一番の冷え込みになったという予報が連日聞かされる・・今年はひときわです。
      今年ほど、暦と実感の隔たりが大きい感じがしているのも確かでしょう・・皆さんもそう感じてませんか・・・?
      立春をもって「寒」が明けることから、「寒明け」も春の季語だが、こんな句も「寒明けしことに添ひかねゐる心」

      今・大流行になりつつある“インフルエンザ”は「冬の季語だが、やはり「暦の上の春」はまだ遠からじ・・!か

     今日4日は「旧暦の13日」、知人のいる愛知県の「国府宮神社」では「裸祭り」が行われたそうだ!
     知人によれば伝統行事で、前日から「大鏡餅」が奉納されるそうです。大きいって「60kg」あるそうですョ・・
     当然、奉納には“クレーン車”で持ち上げ奉納するという大作業だったとか・・一度は見てみたいものです!

        
         こんなに大きい鏡餅!             蠟梅の花                 夏みかん

      この「大鏡餅」は、当番制で奉納〔今年はあま市七宝・・七宝焼きの名所〕するんだそうですョ・・。
      この他にも約30ヶ所の地区からも約4kgの鏡餅やお赤飯などが奉納されるそうです。

         旧暦で行われるため「例年違う日」になるそうですが・・今年はたまたま『立春に・・!』
         こんな寒い日・時期に「裸祭り」・・伝統行事とは言え大変なんだろうな
         当地ではこの行事が行われると・・いよいよ『春』が来るんだそうだ!・・ 『立春』
             〔この情報は稲沢にお住いの“高田様”からの情報です。お借りしました〕