Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

A730が帰って来た

2014年06月20日 | ピュアオーディオ

修理に出していたA730が帰って来た。直ぐにFXヒューズに交換して鳴らし込んでいます。

どうも今回は私の初歩的なミスの様で、「ヒューズBOX」を逆方向に入れていた様です。その為、電圧が半分以下になり、ノイズを発生させていた様でした。思わぬ指摘をいただきようやく理解出来ました。

本来のCDTが帰って来たので一安心です。サウンドの方もしっとりしていて落ち着きが有ります。明日には専用リモコンも届くはずですので、もっと使い易くなってくれるでしょう。

今回の不具合は①AC ON ノイズ ②デジタル出力とXLR出力が気温が5℃以下になると、SW ONしてから20~30分しないと音が出てこない と云う2つの不具合でした。
①はヒューズBOXの向き
②は内部ICの不具合で新品に交換してもらいました。

②の症状は今度の冬にならないと直ったかは確認できませんが、その兆候がまったくなくなったので、おそらく安心して使える様になったと感じます。

古い機器は思わぬ処の部品の劣化や面白い症状が出て来ます。癖みたいなものだと捉えて上手に付き合って行く事も必要だと思っています。


いよいよオリンパスシステムの最後の仕上げ

2014年06月19日 | ピュアオーディオ

前回「オリンパスシステムの仕上げ」と思ってトライしましたが、アンプの蓋を開けてビックリ・・・。予想が外れて以外に大きな容量のヒューズが使われていまして合えなく敗退しました。

その後、自宅システムの方の水平展開の方が早く終わり、鳴らし込みに入っています。こちらは毎日2時間程鳴らし込んでいますが、徐々に活性化化が進んでいる様で、解像度がかなり上がり、うるささも殆ど感じなくなりました。それ以前でも「うるささ」はなかった様に思っていましたが、やって見ると数段上のサウンドになった様です。「まったりとした音」と云えば良いのかな?「何も足さない、何も引かない」ではないけれど、過不足を感じないサウンドになった様に感じます。こう云う感覚を持つ時は非常に「音質アップ」した時です。

さてその後、オリンパスシステムはスチューダーA730が故障し、淋しい音になってしまいましたが、A730の修理費用も判り、後は治って帰って来るのを待つのみになりました。ヒューズもその後探し続けていたら、ようやく手に入れる運びになりました。来週には入荷するでしょうから最後の仕上げになるでしょう。低域のパワーアンプへの対策ですから、出ている音の70%以上、エネルギー感は80%以上が「音質アップ」して変わると思います。


「音質」に一番効いて来るのは電源系だと思う

2014年06月18日 | ピュアオーディオ

「音質アップ」をしていて思うのは「電源系」が一番重要だと思う。「壁コンから直接取れば問題ない」と思えるほど甘くない。家の屋外配線、電源ブレーカー、奥内配線、壁コン、タップやクリーン電源等の浄化機器、電源ケーブル、機器内の電源部の作り・部品のグレード、ヒューズ等、電源系にかかわるモノを上げて見たが、自分でやれる事とやれない事が有る。

世の中には更に「マイ電柱」を持つ人も現れている話を聴いた事が有る。やはり突き詰めると「電源系」に集約されて来る様だ。

「電源系」を壁コンから安直に取っている人から見れば何の問題もない様に見えるが、それは機器が「動作」しているだけの事で、本当に「潜在能力」まで引き出して使っているかと云うとそうでもないと云える。電源系に疑問を持たない方は「幸せ」なのかも知れない。

「電源系」は非常に目立たない存在だが、「縁の下の力持ち」的な処が有って、この「電源系のグレード=音質グレード」見たいな処が有って厄介なのだ。

それでは理想的な電源系とはどう云うものだろうか?まだまだ私もかけ出しみたいなもので、その奥深さを考えると容易に全体像を推定できない。今は「判っている事」を地道に積み上げるしかない。


憂鬱な日々

2014年06月17日 | ピュアオーディオ

私の日課は、午前中から夕方までは「音楽部屋」(オリンパスシステム)にいます。昼食は自宅に帰り家内と一緒に食べます。昼食が終わったら直ぐまた音楽部屋に行きます。夕食・風呂が終わって、家内と娘が居間からいなくなるのが22時前後。それから約1時間程が自宅システム(SP-707J+#375等)のお楽しみの時間になります。この日課を旧事務所時代も含めると、10年以上続けている事になります。

音楽部屋のCDP(A730)が故障して憂鬱な日々を過ごしています。音楽がまったく楽しめない状況です。修理完了まで2週間程かかるみたいで、その間はSONYのCDP2台で遊ぶしか有りません。SONYのCDPも悪くは有りませんが、「音の厚み」に欠けるのは何ともし難いです。

いつもはクラシックメインですが、SONYのCDPはポピュラー系の音楽が合う様で、ベンチャーズやビートルズ等の洋楽を中心に鳴らしています。なつかしいオールディーズの曲を流して時間を潰していると云った方が正しいかも知れません。

自宅システムもヒューズの水平展開が終わったので、毎日鳴らして馴染ませる様にしています。本来ならこちらのシステムを一日中聴いていたいのですが、「家の神」には勝てませんので、やむなき事と思っています。自宅システムにはレコードプレーヤーも有りますので、CDPが故障してもそう不自由はしません。昨夜もEMT#981がへそを曲げて「読み込み」をしなくなりました。代わりにアナログレコードを楽しみました。今朝EMT#981を鳴らして見ると「正常」に読み込んでいます。近い内にこちらも点検に出さないといけません。

それにしても、アナログプレーヤーの頑丈な事。この30年間でトラブルは一回もなし。ここ10年間は年に数回しか使わないのに故障知らずです。思いかけないCDPの故障とその修理代も憂鬱の原因です。古いCDPは時々メンテしてあげないとトラブルになりますね。


物欲との戦い

2014年06月16日 | ピュアオーディオ

オーディオをしていると特に「SP」に目が行く。ヤフオク等を見ていると「あれも・・・。これも・・・使って見たい。」と物欲が出て来る。そうなると当然ドライブするアンプの組合せも考える訳で、あれもこれも・・・と買いたくなる。今までにもさんざん遊んでいながら、まだ更に欲しくなるのは病気かも知れない。

現在は、メインシステム3セットの置き場所を確保するだけで目一杯なのに、オリンパス部屋には小さいSPで3セットも余計に有る。BGM程度に聴き流すシステムだけど、このシステムのアンプ類のグレードを上げたいとまたしても「物欲」が出て来ている。今は「欲しいモノ」が有るので優先順位を付けてじっと我慢する様にしている。

以前ほど「物欲に任せて・・・」と云う状況にはならないと思うが、「本当に必要か?」を自問自答して、無駄な「ゴミ」を買わない様にしている。今までに買った「ゴミ」の処分をしておかないと・・・と身奇麗にする事も考えなくては・・・。


自宅システムへのFXヒューズ配備完了

2014年06月15日 | ピュアオーディオ

世の中サッカーワールドカップで賑わっていますね。各云う私も「徹夜」でTVを見ていまして、体調がおかしくなりそうです。若い頃と違い、かなり身体に堪える様です。

自宅システム用に注文していたFXヒューズが4本揃いましたので、CDT(EMT#981)、DAC、プリ、パワーの4台のヒューズを昨夜交換しました。まだ馴染ませる状況ですが、「音数」と「余韻」の多さは直ぐに感じる事が出来ました。音の出方や雰囲気がガラリと変わった様に感じます。鳴らし込んで行くにつれ「解像度」が非常にアップして行くのも判ります。

最もおいしい処は欲しかった「質感」が出て来始めた事です。SuperTrail仕様のプリとパワーの組合せですので、この部分の質感がとんでもなく自分好みの方向に変化してくれている様に思います。まだ使い始めたばかりなので「馴染ませる」事に3ヶ月以上かかると思います。もう既に一部で「ふん詰まり」を感じ始めています。この間に「高域不足」の改善を済ませてしまおうと考えています。

FXヒューズも合計11本になりました。あと最短で残り2本です。また機会が有ったら揃えたいと思います。


つくづく思うのだが・・・

2014年06月14日 | ピュアオーディオ

「音質」のグレードはたった1台の機器やケーブル、半田付け1点で大きく変わってしまう。管球アンプなら同じ型番の真空管一つで様変わりしてしまう。

今回A730を修理に出したので、代わりにSONY CDP-D500を使っているが、「音質グレード」が10段程下がった様に感じる。A730とまったく同じ様にデジタル出力を使い、DAC→ラントランスの回路はそのまま使っている。しかし出てくるサウンドは決定的に大幅なグレードダウンしている。

以前から云っている様に「システムの中のネック部分」に対策するのが、音質には大きく効いて来る。玉石混合のシステムで有れば、どんなに他の処に良い機器や高価な機器を使っても、石の部分がネックとなり、音質グレードは石の部分の音質で収まる。

この様な経験はケーブルでも実際に何度も体験している。一つのシステムに何種類ものケーブルを使っていたら、その最低のケーブルの音質になってしまう。どれが最低でどれが最高の音質を持っているかは常に把握していないと次の音質アップの支障となって来る。



自宅システムの仕上げに入る

2014年06月13日 | ピュアオーディオ

オリンパスシステムの方を先に仕上げる予定が、ヒューズのアンペア数の違いやCDTのスチューダーA730の故障で、いったん先送りしなければならない状態になっている。

これに対して自宅システムは、FXヒューズの展開も来週には完了の予定。現時点で自宅システムの不具合は、「SPユニット配線」部の不具合(グレードの違い)が2か所ほど有るだけである。一個所はネットワーク#3105(7KHz)の内部配線、もう一箇所は#2405への渡り配線。この2か所が「ゴールドスターシリーズ」になっている。他の処はすべて「シリウスシリーズ」になっているので、この2ヶ所だけ伝送能力が半分になっている。その為高域の音量は合わせられても「伝送容量」が合っていない。全ての「伝送能力」を合わせないと音のバランスが取れない。

今まで手を付けなかったのは、何処が悪いかを「特定」する事に専念していたからだ。もっともオリンパスの方がどんどん良くなっているので、そちらの方にばかり気持ちが行っていたので他のシステムを顧みる事が出来なかった。「二兎追うものは一兎も得ず」にならない様にしていたから。今回の一休止でチョッと他のシステムへの気遣いが出来る状況になって来た。

自宅システムへの「配線材」の確保に手間がかかるのです。既に使用しなくなったネットワーク内配線(#3152用)を取りださないといけません。またネットワークのSP端子も交換する予定ですので、SP端子も外さないといけません。この両方を一度にやらないといけないので、本日容量の大きい半田こてを購入して、取り出しを完了しました。従来の70Wの半田こてでは、SP端子に付けた半田を溶かす事が出来ず、絶縁材のシールを傷めてしまいました。

これから、ネットワークをもう1セット作り直して(#3105は2セット持っている)、配線材を新たに「シリウスシリーズ」にして、簡単に取り外し・伝送ロスの少ない取り付けも出来る様に工夫した配線にする予定。

明日はSP端子の選別(シール・ナットが正常か?チェックして)をして、ネットワーク(#3105)内配線をより伝送ロスの少ない配線の仕方で作り替えます。バンブルビーコンデンサーも同時に使う予定。


A730の変わりにCDP-D500を・・・

2014年06月12日 | ピュアオーディオ

A730が故障しましたので修理に昨日発送しました。当分は帰って来ませんので暫定的なCDPを使わないといけません。CDPは他にはSONY CDP-2700とCDP-D500しか有りません。取りあえずCDP-D500を使って見る事にしました。

Sony_cdpd500

CDP-D500は出力系がRCA・XLR・デジタル出力(XLR)とほぼ揃っています。SYNC(シンクロ)端子も有りますので、外部クロックも使えます。一応フル使用で結線して音出ししました。

CDP-D500は4月に入手したばかりですので、まだ「馴らし運転」状態です。古い機器ですので色々と不具合が有ったのですが、毎日使いこんで行くうちに動作系はほぼ不具合が無くなっています。おそらく前ユーザーが余り使っていなかった為に動作不具合になったのだと思います。

サウンドの方ですが、見事に「音が薄い」状態です。A730の音の厚みに慣れてしまっていますので、滑稽なほど音の薄さを感じます。でもこの機器ももう少し馴染んでくれれば変わるかも知れないと思います。

「音質対策」的にはこのCDP-D500は「ヒューズ」が有りません。その為ヒューズ交換での音質アップが出来ません。この辺にも差が出る原因が有るのかもしれません。


FXヒューズの「水平展開」も先が見えて来た

2014年06月11日 | ピュアオーディオ

昨日レビンソンのアンプの蓋を初めて開けました。使って有るヒューズの容量が判りましたので、「先が見えた」と云えるでしょう。かといって直ぐに買える訳でも有りません。資金を貯めないといけません。久しぶりに重いものを抱えたのと、狭い処で汗だくになって作業したのでチョッとくたびれました。くたびれに見合う成果もなかった訳で精神的にも疲れました。

「水平展開」は今までオリンパスシステムだけに集中してやって来ましたが、自宅システムは4本で済みます。こちらを早く完了させる事にしました。現在手持ちが2本、本日発注が2本で、来週には交換を完了出来る予定です。ヒューズの外形サイズが2種類有るので、廉価に仕上げるにはそれなりに時間と苦労を要します。

A730はオーバーホールに出す事にしました。どうも電源SWとモニターSP辺りのからみが有りそうで、部品交換が要る様だと感じます。