Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

L-26システムが「ヌケ」て来た

2014年06月04日 | ピュアオーディオ

JBL L-26SPは昨年の12月から使い出しています。入荷当初は問題なく奇麗なサウンドが出ていたのですが、本格的に使い出した1月の後半には「Rch」側から「ビビりノイズ」が出て来て、色々原因を探っていました。SPユニットを外して動作を確認したり、ネットワークの半田付けや回路の再チェック、パワーアンプの交換実験、DSP-3000の入れ替えやプリアンプの入れ替え等々色々やりましたが、それでも直りませんでした。3月にウーハーのローテーションをした頃から「正常」なサウンドになりました。

L268

「Rch」が直ったかと思ったら今度は「Lch」でも同じ様な症状が発生。そのまま約2ヶ月鳴らし続けていたら、一昨日から完全に「ビビりノイズ」が消えて正常なサウンドに戻りました。

この現象から推察すると、前オーナーの使用環境では「伝送容量」が少なく、淋しい音だったと推測できます。当方で「シルバースターシリーズ」クラスの「伝送容量」で使い出したので、「ふん詰まった」のだと思います。今思えばコーン紙を手で押しても触っている感触は無かった。ボイスコイル部分は大丈夫で、むしろネットワーク部のチョークやコンデンサーの「ふん詰まり」ではなかったかと思います。

L266

どちらも(Rch・Lch)「ビビり」出して、約2ヶ月ほど直るまでに期間を要しています。昨年12月からですので6月時点で約半年、やはり正常化する為には「半年」(500hr)程は必要であったと思います。

おかげでL-26システムもストレスなく楽しめる様になりホッとしています。一時はコーン紙の「芯出し」修理(ついでにエッジもクロスエッジに交換)に出そうかと本気で考えましたが、どうやらその必要が無くなり、出費が抑えられそうです。