Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

つくづく思うのだが・・・

2014年06月14日 | ピュアオーディオ

「音質」のグレードはたった1台の機器やケーブル、半田付け1点で大きく変わってしまう。管球アンプなら同じ型番の真空管一つで様変わりしてしまう。

今回A730を修理に出したので、代わりにSONY CDP-D500を使っているが、「音質グレード」が10段程下がった様に感じる。A730とまったく同じ様にデジタル出力を使い、DAC→ラントランスの回路はそのまま使っている。しかし出てくるサウンドは決定的に大幅なグレードダウンしている。

以前から云っている様に「システムの中のネック部分」に対策するのが、音質には大きく効いて来る。玉石混合のシステムで有れば、どんなに他の処に良い機器や高価な機器を使っても、石の部分がネックとなり、音質グレードは石の部分の音質で収まる。

この様な経験はケーブルでも実際に何度も体験している。一つのシステムに何種類ものケーブルを使っていたら、その最低のケーブルの音質になってしまう。どれが最低でどれが最高の音質を持っているかは常に把握していないと次の音質アップの支障となって来る。