昨日帰って来たA730(CDT)にFXフューズを付けて鳴らし出しました。私の求めている「香る様な質感」が出て来て大満足です。恐ろしくキレが良く、それでいて「キツサ」が殆どない。聴いていて気持ちが良く、音の密度が非常に高いのが判ります。
「香る様な質感」と云うのは私の個人的表現で、言葉ではなかなか言い表せません。演奏者の仕種や「音楽表現」が判る様な質感です。これで完全と云うものは有りませんが、個人的には非常に満足の行く質感です。
カルミニョーラの「四季」の演奏をかけて見ますと、彼の弓の強弱や指の動きさえ見えて来る様な感じを受けます。今まで聴く事の出来なかった音質になりましたので、「音質アップ」した事は間違いありません。分解能も非常に秀逸になって、「こんな音も入っていたのか!!!」と、改めてCDの中にどれくらいの情報が眠っているのか?・・・・と思います。
現状では低域の質感が中高域に負けていますが、低域のパワーアンプにFXヒューズを導入したら更に上のグレードになるだろうとは予想が付きます。質感も揃って来るだろうと思っています。ヒューズの入荷が待たれます。