Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

不思議な体験

2011年11月04日 | ピュアオーディオ

先日、オーディオ同好会の仲間の方のお宅に伺ってサウンドを聴かせていただきました。既に何回も定例会で聴かせていただいていたのですが、今回はアンプ類が変わっていたので非常に興味が有りました。

早速サウンドを聴かせていただきました。「良いですね!!サウンドがしっかりしてそれでいてしなやかで。音楽にうるおいが有る」。前回聴かせていただいたサウンドとは随分と違う印象でした。

前回はA社のアンプ・CDP(国産)の組み合わせ、今回はB社(海外)のアンプとC社(海外)のCDPの組み合わせ。SPは同じ、SPのセッティングもまったく同じ。アンプ類はどちらも新品同様。

A社の時のサウンドは音数は非常に多いのですが、音楽を聴くより音を聴いている様な感じでした。床面の振動が強くて「部屋鳴り」を感じていました。

それが今回B社のアンプに替えられて床面の振動や「部屋鳴り」を殆ど感じなくなっていました。音にも潤いが有り、聴いていて心地よくなるサウンドでした。

SPのセッティングに対して何も対策していなくて、「部屋鳴り」がアンプで解決できるとは不思議な体験でした。

A社のアンプもB社のアンプもハイエンドクラスのアンプですので、どちらも素晴らしいアンプと評価されていますが、エネルギーバランスが違うのとアンプの活性化度が違う様に感じました。「サウンド」と「音楽」に対するノウハウは欧米のメーカー製の方が高い様に思います。


この頃良く聴く曲

2011年11月04日 | ピュアオーディオ

最近は各システムとも「鳴らし込み」に入っていますので、新しいCDを購入して楽しんでいます。その中で特に気に入っているのが、ユンディ・リの演奏する「ショパン:ノクターン全曲」です。

By

非常に透明感が有り、残響も載っていて録音が優秀な上に演奏ももちろん素晴らしいです。1番、2番の有名な旋律を聴いただけで弾き込まれて行きます。20番(遺作)は曲も演奏も素晴らしいです。自宅で主に聴いていますが癒されます。

他にはブーニンやラローチャ・アルゲリッチ、オコーナーのピアノ曲やオペラを集め始めています。以前はまったく聴かなかったオペラのCDが知らない間に増えていました。今回も「コシファントッテ」を買っていました。


3セット目のFMチューナー SONY ST-S3000

2011年11月03日 | ピュアオーディオ

3セット目のチューナーを購入しました。今さらアナログやFM放送でもないだろうとお考えの諸兄も多いだろうと思います。聴くソースの数を増やして楽しみたいと考えて購入しました。今回のチューナーは自宅システム用の予定です。

Sts30001

1セット目:ST-5000F・・・オリンパスシステム用
2セット目:ST-4950・・・・RCA箱システム用
3セット目:ST-S3000・・・自宅SP-707Jシステム用 

Sts30002  

3セットともSONY製になります。ST-5150を購入したのが40年前、その後LUXMAN、トリオ・ケンウッド、マランツ、アキュフェーズと使って来ましたが、SONY製が一番安心できます。

このST-S3000の音質ですが、比較的新しい事も有って非常に明瞭なサウンドです。ST-5000Fと遜色のないサウンドと思います。

現在、音出し確認中(写真)で今夜自宅に持って帰る予定です。


6550ppアンプ2号のSuperTrail仕様化

2011年11月02日 | ピュアオーディオ

2週間程前に6L6ppから6550ppに切り替えたアンプのSuperTrail仕様化を開始しました。

Ge6550pp22

現在Trail仕様の状態ですのでこのままでも十分使えますが、更に上の音質にしたいと考えていますので「内部配線の銀線化」をはじめています。

Ge6550pp2

このアンプはトランス類がオールタムラ製で、シャーシはステンレス製ですので非常に見栄えがします。音質が更に上がれば云う事は有りません。来週いっぱいくらいまでの予定で進めています。


ようやく各システムが落ち着き始めた・・・

2011年11月02日 | ピュアオーディオ

先月中旬以降は出来るだけシステムを触らない様にして、落ち着かせることに専念していました。そのおかげで各システム共に随分とサウンドが落ち着いて来ました。

1)オリンパスシステム・・・No431L導入後約1ヶ月になり、431Lが目覚めて来たようです。現在MCフォノイコを鳴らし込んでいます。

2)自宅SP-707Jシステム・・・C40の音のキレ・ヌケに不満は有りますが、それなりに聴き易くなって来ました。

3)RCA箱システム・・・チャンデバ#525のふん詰まりに苦しんでいましたが、ようやく目覚めつつ有ります。本日117Vで使用するようにしましたら更に良くなっています。本領発揮にはまだ至りませんが・・・。F-15Lも修理屋さんに届いている様で11月中の復帰を希望しています。

4)612Aシステム・・・スーパーツィーター(DECCA SW8)との組み合わせも馴染んで来たようで、非常に聴き易くなりました。

どのシステムも「更に音質を高めたい・・・」とやっていますので、落ち着く暇が有りません。時には何もしないで「ひたすら聴く」だけの時間も必要です。苦行の時でも有ります。


MCフォノイコライザーの音質対策後試聴

2011年11月01日 | ピュアオーディオ

昨日、MCフォノイコライザーの音質対策をほぼ完了しました。

Mceqa11

上の写真がそのほぼ全景です。全ての内部配線を「銀線化」しています。この状態で試聴に入っていますが、鳴らし初めはエネルギー感が感じられません。しょっぱなの鳴らし初めはこんなものです。鳴らし込んで行かないと「電気」が流れ出しません。

現在の音質の状況は
1)周波数特性的に低域~高域のレンジが伸びました。
2)音数が飛躍的に増えています。

3)ノイズは皆無です。

後は鳴らし込んで如何にエネルギー感が出てくるかですが、今朝は早くから出社して鳴らし込みに入っています。2時間ほど鳴らし込んで来ましたが、相当エネルギー感が出てくるようになりました。この時点で対策前のエネルギー感を回復したようです。まだまだこれから鳴らし込んで行きますので、音数もエネルギー感も増加して来ると予測できます。

音圧の改善は今の処期待できていませんが、エネルギー感が出始めるにつれ小音量でも「聴ける」状態になりつつ有ります。

しかし、しょっぱなの試聴では情けないほどエネルギー感が出ていませんでしたので、非常に心配になりましたが、それも杞憂に終わって一安心しています。