Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

612Aシステムのバランス調整

2011年11月21日 | ピュアオーディオ

今日は久しぶりに612Aシステムを聴いています。RCA箱システムの「鳴らし込み」の為、鳴らす時間が少なかったのですが、以前から気になっていた低音と中高音の音のバランスを取り直して見ました。

Sw81

元々ハイ上がりな感じの処にDECCAのリボンツィーターを加えたので、更にハイ上がりな感じに聴こえていました。このSPは純正ネットワークではなく、同じALTECのN1201-8Aを改造して使っています。純正ネットワークは「直出し配線」方式となっている為、音質アップの期待が出来ないからです。

N1201は調整用ボリュームが2個付いています。2KHzと10KHzの帯域をバランス調整できます。ハイ上がりに感じていましたので、どちらも1/4回転程反時計回りにセットし直しました。(高域を減らす方向)

調整した後の確認では幾分音のバランスが低域側に寄った様で、ベースのアタック感を強く感じるようになりました。ハイ上がりな感じが薄れています。しばらくこのままの状態で聴き続けて更に調整を進めて行く予定です。