Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

WE 310A 予備球の確保

2009年12月09日 | ピュアオーディオ

現在RCA箱システムでは 「WE 310A プリ」を使用しています。内部配線、RCAソケット、XLRソケットをTrail仕様にして使っています。
We310a_puri1

今まで予備球は WE310Aの「スモールパンチ」2本を持っていましたが、今回「ラージパンチ」の4本を購入しました。
We310a11

WE310Aでは「スモールパンチ」の方が評価が高く、価格も「ラージパンチ」に比べ割高になっています。自分が使った印象では「スモールパンチ」は「繊細」なサウンドで「力感」に欠けるように感じました。もっとも十分に「馴染ませて聴く」まではしていませんので、早とちりかもしれませんが・・・。
We310a2
簡単な比較試聴をした段階では「ラージパンチ」の方が「力感」を含めた「自然なバランス」では良かったので、今回予備に4本購入しました。

「音出し確認」も無事に済み、一安心と云ったところです。WE310Aも随分と数が減って来ているように思います。ここらで無理してでも予備を確保したかったので購入しました。

このWE310Aはさすがにウエスタンの球だけの事は有ると思います。「音質が良い」はもちろんの事「長寿命」なのです。既に使い続けて3年になりますがまだまだ十分なゲッターを保持しています。

昨年、この「WE310Aラインプリ」(Trail仕様)とご近所のマニアの方のマッキン C22(復刻)との「音質比較」をした事が有りますが、圧倒的にこちらの「WE310Aラインプリ」のサウンドの方が良かった。C22(復刻)の方は球をテスラやムラードの高価な球に交換してありましたが、それでも歯が立たないほど差が有りました。

その原因は、RCAソケットとXLRソケットと内部の「半田材」の質がまったく違う点だと思います。試しに、C22の半田付け部の半田を吸い取り、当方が使用している「半田材」に入れ替えると「音数」や「音の鮮度」が随分と良くなりました。最後はRCAソケットとXLRソケットの質の差が残ります。