「オリンパスシステム」の高域にまた新たなユニットを追加して見ました。
フィリップスのT5と云うツィーターです。このユニットはSP-LE8Tの高域用に使っていたのですが、LE8TをRCA箱システムの低域用に使いだしましたので、オリンパス用に転用しました。
オリンパスの天板上は今までも実ににぎやかなユニット群です。#375+HL88(蜂の巣)+ハイルドライバーの中域群とLE85+#2305(小型蜂の巣)+#2405+デッカリボン+ビクターリボンの高域用が既に載っています。今回これにフィリップスのT5ツィーターが加わりました。
T5を加えてのサウンドは「みずみずしさ」が加わったようです。違和感は有りません。定位も問題ありません。弦楽器群の再現が更に良くなったように感じます。
当該T5ツィーターの周波数特性は 3000Hz~22000Hzまでの広範なモノですが、内部に0.47μのコンデンサーを入れて低域をカットしています。(3ウェイマルチですので8000Hz以上しか現在は行っていません)
本当は「中音」に追加したかったのですが、安直に取り付けできないので高域用にしました。高域は簡単にユニットが出来た事がその理由です。将来的には中域に再挑戦します。
T5ユニットは1979年頃のもので価格も当時¥6000円/個くらいのものです。外側のツィーターBOXをリンホフさんに特注で作っていただきましたのでこちらの方の価格がユニットの価格を越えます。でもこのBOXによりユニット化が出来ていますので、簡単に色々なSPに追加で使えます。