二畳庵庵主の戯れ言

一輪の桜に従い野に。ついに2015年、人生の第三ステージの場・高知に立つ。仁淀川に魅せられたオヤジの戯れ言日記。

ちょっと出遅れた朝

2009-11-03 10:10:41 | 徒然に想う
天気予報で、最高気温が12とか13度だといっている。台風一過というわけではないが、前線の通過は汚れていた空気をきれいにしてくれた。西の窓から丹沢の山並みがよく見える。

準備を整え、部屋を飛び出す。階段から見える秩父山系は気持ち白い。しまったなぁ、この一時間の寝坊・・・。澄んだ北よりの風は冷たく、はやる気持ちを落ち着かせてくれる。

「もう、きれいよ。早く土手まで行ってらっしゃいな」いつもゴミを拾うカナばさみを持っている小母さん。「いい写真取れましたか」初めての挨拶、すらっとされたお婆ちゃん。いつもムスッとオハヨウと返してくれる強面の小父さん「かっこいいなよな」と、満面の笑顔で。

こんな朝はみんな思うことは一緒。誰もが見たくてしょうがない。そりゃそうだ、あの美しさといったら言いようがない。四季、時間帯によってさまざま。今朝はどんなんだろう。土手に上がり振り返れば、凛とした清楚な若々しい富士だった。





今朝の一枚:その風景は想像にお任せ。代わりにこんな夏の名残を見つけた。これがクマゼミのだったらすごかったけど。神社下の公園の植え込み。