二畳庵庵主の戯れ言

一輪の桜に従い野に。ついに2015年、人生の第三ステージの場・高知に立つ。仁淀川に魅せられたオヤジの戯れ言日記。

こまる!

2009-11-21 11:36:33 | 徒然に想う
給食は法律や国の基準などで1食あたりの食品構成モデルが定められている。そのモデルから離れ、足立区は独自の物に取り組むことを決めた。背景は、年30万本以上の牛乳が捨てられ大量の食べ残しが出るから、だそうだ。

文部科学省は守もらないのは遺憾と難色を示す。さらに、牛乳を減らすことに対しては、学校給食法施行規則で「ミルク」があるものを給食と定義しており、「牛乳なしの献立は認めない」。

足立区の場合、それに従うと、週3回ある米飯の日にも牛乳を出すことになる。代わりにみそ汁をつけ、カルシウムは小松菜や小魚やチーズなどでとれないか、代わりの品で補えないだろうかと考えた。こういった試みは各地で始まっている。

こうした傾向に、文科省は「給食には、必要な栄養素をとるだけでなく、子供の偏食をなくしたり、正しい食文化を伝えたりする目的がある。牛乳をなくすのは論外だが、その他の食品についても、子供が食べないからという理由で構成を大きく変えるのは問題だ」という。

ご飯に牛乳を出すのが正しい食文化? 30万本以上の牛乳を捨てさせ大量の残渣を出させても? 世界には食べたいのに食べられない子供たちもずっと多くいるのに。子供の教育を司るお役所がこれでは困る。



今日の一枚:ちょっと雲が多かった、神社から東の空を見上げる。

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