冬至から一週間だというのに、既に太陽が沈むのが遅くなってきた。一人だけかと思っていたら、隣の畑の人も同じようなことを感じている。つまり、これから寒さは酷くなるが、一日の時間の長さに春を見出し始めた、ということらしい。春が待ち遠しい。その春に備え、借りていた畑を出来るだけ平らにと片付けだす。
カエルを起こしてしまった。寝入っていたところをたたき起こされ、不満顔。のそのそとクローバーの中に潜り込んでった。
こぼれ種から芽吹き林のようになった小松菜の中にバッタ。かろうじて足が動くも、成虫では越冬しないから瀕死状態。多少暖かいかと刈り取った葉を布団代わりに、かけてみた。彼らは目に付いた。
目に触れぬところで、どれくらい騒いでたことだろう。ごめんな。
今日の一枚:昨日の12時頃、畑にて、北の空を。
《野の佛 冬芽を見上げ 微笑まれる》