特に、今回の選挙は気にいらない。実は昨日、雨の降る予報もあったので、期日前投票をしてきた。意外なことに、結構投票に来ている。関心が低く最低の投票率になるような話しは、作られたものか? はたまた流動層の足を重くさせるためのプロパガンダなのか? さらに、今回の解散が急だったのか解らないが、庵主の住む街では期日前投票所がこれまでの選挙では二か所あったのが一か所になっている。しかも、便利なところにあったところが老朽化を名目に閉鎖、不便なところのみになった。期日前投票の意欲をそぐことを意図している気がしてならない。
「さらに」は続く。12月12日(金)5時29分配信の朝日新聞デジタルの記事で、「選挙論戦、語られぬ原発 主要政党、地元でも論点にせず」との見出しに続き、こんな件が:
衆院選で「原発」が語られていない。安倍晋三首相は11日、来年に再稼働が見込まれる九州電力川内原発の地元で演説したが、「原発」という言葉は使わなかった。再稼働をめぐって党内で意見が割れる民主党の海江田万里代表も積極的に発言しておらず、選挙戦を通じて原発再稼働の議論が深まらない。
原発による既得権益者を考慮してのことだろうが、まるで腫れものに触れないかのよう。事故以降、この国でいかに大きなことだあったか。争点に出せないなんて、おかしすぎる。
香港での学生たちの占拠が排除された。「心が折れなければ…」という学生たちのコメントもあったが、どうなることだろう。おかしいと思っても、結局何か見えない力によってコントロールされ、警察や当局たちは動かざるを得ない。警察や当局たちは圧力という糸で操られたマペットと同じでしかない。学生たちの嘆きが痛ましかった。一国一制度でなければならない人たちがいる。
誰が既得権益者なのか…。彼らのエゴに振り回され、結局どうなっていくのだろう。将来の為に制度に関することが歪曲されたり、孫の孫の代たちの為に選挙で議論され選べないんだったら、持続可能な世界は絵に描いたモチになってしまう。
今日の一枚:神社の展望台にて、6時半前。