二畳庵庵主の戯れ言

一輪の桜に従い野に。ついに2015年、人生の第三ステージの場・高知に立つ。仁淀川に魅せられたオヤジの戯れ言日記。

準備はどう?

2014-12-20 11:09:54 | 徒然に想う

ここ数日の極寒もやわらいだ。あと十日もすれば、新しい年。これだけ残り少なくなれば、もうやってくる春のことを話しても鬼も笑わないだろう。連絡しなくちゃ…。冬至は明後日、まだ冬に至ってないのに気が早い、早すぎる? なんてことを思いながら歩く。メジロも下りてきているようで、柿の枝えだを飛び回ってる。先週畑に向かう道すがら見かけた木蓮の冬芽、ずいぶん膨らんでた。三月に咲くのに、こちらも気が早いというか、準備がいい。何かをするための準備は早いことに越したことないと教えてくれてるんだろう。

準備というわけではないが、複式簿記。働いていた時分経理にいたにもかかわらず、大嫌いでずっと避けてきた。だが、それでは管理や記録ができない。一朝一夕に身つけられるものではないからと、春ごろから始めたのだった。これが意外、お小遣い帳に毛が生えたようなものだが、始めると結構面白い。右と左がバランスするのは当たり前だが、ぴたりと一致するとにやけてしまう。こんな項目にこんなに使ったかと丸裸にもなるし、無駄遣いがあからさまになる。困っているのが、日常生活に関すること(家計?)と畑に関する項目(事業?)を、どう分けるか。たとえば交通費。畑に向かう時使えば“事業”の項目、本を買いに行くときであれば“家計”としておかなければ、自分の財務状況が掴みにくくなる…。また会計のテキストを一から読みだした。

沢山、回り道をしてきた。しかし、簿記のようにどういうわけかまた廻りあう。昔のことだが、学生時分代数学なんて大嫌いだったが、、就職してから代数(可換環論)の本を読んだ時期がある。結局、特に嫌いだったものほど出てくる。目指す事に対し、これまでの道中どれほど「時」や「お金」を無駄遣いしてきたとの思いが強かったが、実は準備だったと最近思えるようになってきた。 準備万端にはまだまだだが、来年こそ! どこか、年初の件みたいで気恥ずかしくなってきた。

 

≪蝋梅の 幽かな告知 足止めた≫

 

 

今日の一枚:開花したばかりのよう、蕾のほうがずっと多い。JRの弧線橋の近く、6時半頃。