eラーニングの現状と展望

ネットラーニングHD、ネットラーニング、WIWIW、Phoenix Consulting、各代表取締役 岸田徹

八丈島行き欠航

2011-04-23 16:06:21 | 島の生活
きょうの八丈島行き飛行機は、全部欠航となりました。

朝のうちは、やや強い横風が気になっていたのですが、前線も近づき雨も降ってきました。

先週は最終便だけが飛び、その前の土曜日も全便欠航でした。このところ、天候悪化のサイクルが週末に重なっています。

せっかく週末に来島を予定しておられた方々に、残念な天候です。

原発事故復興に10兆円国家負担

2011-04-23 10:09:26 | 読書/新聞/映画など
伊藤隆敏東京大学大学院教授によれば、福島原発の安全回復と周辺への補償は、東電の負担分を超える部分で10兆円になるという。これは、国家、最終的には国民の税金の負担だ。この金額は現時点でのおおざっぱな予測であり、おそらく、それにとどまらないだろう。

国民1人当たり10万円もの負担だ。

東電負担のそれに匹敵するほどの巨額の費用も、結局、料金をとおしてわれわれの負担になる。料金を倍に値上げすれば、東電の事業収入は、5兆円から10兆円になり、十分負担できるという乱暴な意見もある。

われわれは、税金と東電の値上げをあわせて、たとえば3人家族で、50万円を超えるほどの負担を抱えこんだのだろうか。しかも、避難家族の生活だけでなく、農業、漁業や企業などさまざまな経済活動で金額に換算できない深刻な負担を強いられている。

原発に経済合理性がないのは、明らかではないだろうか。いかなるエネルギーより、社会が負担するコストが大きいことは、過去の実績で明白なことに思える。しかも、10万人単位で、社会の一部の人にこれほど深刻な被害をあたえることを、社会は容認できないのではないだろうか。

「福島原発と同じような原発事故はまた起きる」国連事務総長のチェルノブイリ25周年の発言は、当をえており、不気味だ。
このままでは、人類はもっと大きな原発事故を世界のどこかで経験することになるのだろうか。

瀬戸内晴美の女性たち

2011-04-22 15:41:26 | 読書/新聞/映画など
瀬戸内晴美の『かの子繚乱』を読んで、岡本太郎からはじまって岡本かの子・岡本一平・岡本敏子にいたった読書から、瀬戸内寂聴へ関心がうつりはじめています。

瀬戸内晴美の伝記的な小説は、『田村俊子』(田村俊子)『かの子繚乱』(岡本かの子)『美は乱調にあり』(伊藤野枝)へとつづきます。これら3人の女性に共通するものは、平塚らいてうの「青鞜」の発刊にいきつきます。

瀬戸内の言葉をかりるなら、この3人は、「それまでの日本の女の道徳や因習をはねのけ、自我に目覚め、自己を主張し、人並み以上に男を愛しながら、男に依存しようとせず、むしろ男を自分の成長の肥料として、自己の内にある才能の可能性を育て、生ある限りそれを極限までみきわめゆたかな開花をはかろうとして、火のような情熱的な生を燃えつくした点において、一致する。ありあまる生命力が、芸術あるいは革命のうちに自己表現の場を見出すとき、そういう彼女たちにとって、それまで優越者であった男は対等の存在となり、それどころか、彼女たちの昇りゆくための踏石、成長のための『肥料』となる。」

それは、瀬戸内寂聴自身の生き方でもあるでしょう。

瀬戸内寂聴の本は、これまで何冊か読んできましたが、また、現在も世阿弥の波乱の生涯を描いた『秘花』も並行して読んでいますが、あらためて関心をもちはじめました。

前にも書きましたが、瀬戸内寂聴さんには、寂聴庵の2回をふくめて3度ほど会ったことがあります。話したのは、合計7時間ほどだったでしょうか。離婚のときにおいてきた小さな娘と20年以上ぶりに会ったときの話や、出家のときの気持ち、女の情念、荒畑寒村さんの思い出など、メモをとっておけばよかったと思う貴重な話ばかりでした。

いなくてもよい組織

2011-04-21 20:47:53 | NetLearning Group
ネットラーニンググループでは、佐藤社長、吉田社長、志方社長、山極社長の4名の社長がしっかり組織を運営しています。また、各部署の責任者でもある執行役員が、部署運営を責任をもっておこなっている。

ことしの課題は、それぞれの組織がより組織的に運営されるようになることです。部署責任者がいなくても、自律的に組織が活動できる、社長がいなくても、会社の日常的な運営には支障がない、というようになれば、部署責任者が交代し、社長が交代することも可能になります。

ネットラーニンググループは、役位の在任期間は最長4年と決められています。どんどん交代しながら、多数の幹部と中心メンバーが経験をつんで成長していくことができます。

おなじように、グループ全体では、グループ代表がいなくても指導部集団の力で運営ができるようになります。それをめざしている。

わたしについていえば、まず第一段階は、半分ほど海外にいてもグループがいっそうダイナミックに成長できる組織を作りたいと思っています。

OUの教材がとどいた

2011-04-20 21:08:04 | 海外のeラーニング
OUの講座”English communication skills for global managers" の受講を申し込んで、きょうテキストがとどいた。厚い大判の本が2冊、イギリスから直送です。

チュータの指導がついた、ネットで学習する講座です。

7月から、ネットラーニンググループのパーソネル総研が日本で提供するのに先立ち、わたしも学生になりました。

オープンユニバーシティのページをご覧ください。

イタリア、原発再開を無期限凍結

2011-04-20 12:54:32 | 読書/新聞/映画など
イタリア政府は19日、原子力発電の再開を無期限に凍結することを決めた。

イタリアでは原発再開のぜひを問う国民投票が6月に予定され、「再開反対」が多数となることが確実とみられている。

イタリアは、チェルノブイリ原発事故後の1987年、国民投票で原発廃止を決めている。しかし、現在のベルルスコーニ政権は原発再開を決定していた。



2011年度執行役員

2011-04-20 09:59:04 | NetLearning Group
ネットラーニングホールディングスは、昨日の取締役会で2011年度の執行役員を選出しました。任期1年です。

選出された役員および担当は、以下のとおりです。

社長執行役員佐藤 廣行 (COO 業務執行責任者)
常務執行役員李 在範  (CTO 技術・システム開発統括)
執行役員  吉田 俊明 (株式会社ネットラーニング社長執行役員)
執行役員  志方 和美 (グループ人事担当、株式会社パーソネル総研社長執行役員)
執行役員  岸田 努  (グループ営業統括)
執行役員  木下 真理子(グループ広報担当)

よろしくお願いいたします。

なお、各社の社長は、4月1日に任期1年で就任しています。
ネットラーニングホールディングス社長執行役員 佐藤廣行
ネットラーニング社長執行役員         吉田俊明
wiwiw社長執行役員            山極清子
パーソネル総研社長執行役員          志方和美

明香企業信息諮詢(上海)有限公司董事長    佐藤廣行
(1月1日就任)

英語の会議

2011-04-19 22:10:38 | NetLearning Group
グローバル化すれば、企業のなかでも、多くの会議が英語になるだろう。

しかし、英語の会議にするのをいそいではいけない。

会議に日本語をしゃべらない英語ネイティブが参加しているなら、英語を基本に会議をすすめるかもしれない。逆に、1人だけ英語をしゃべらない参加者がいる場合はどうだろうか。

言葉は、あくまで手段であり、英語の会議をいそぐあまり、一部によく内容がわからない参加者がいたり、参加者の発言が貧弱になってはいけない。通訳をいれたり、まわりの参加者が補助的に内容を伝えたりしながら進行することも必要だろう。

そういえば、IBMやGEのトップクラスの会議でも、通訳をいれておこなってきたと、会議に直接参加した方からうかがったことがある。


eラーニングビジネス加速!

2011-04-18 12:52:19 | Netlearning,Inc.
ネットラーニングがどのように舵を切るのか、注目をいただいている面もあります。わたしたちも、業界のみなさまにできるだけはやくわたしたちが潮の流れをどのように考えているのか知っていただければと思って発信をしています。

今回の地震と原発事故は、われわれをとりまく経済環境を激変させています。変化に急速に対応することをせまっています。

したがって、状況をいちはやく掌握するために、社内でもお客様の状況や市場の変化をみきわめるための緊急会議を開きました。あらゆるセンサーを全開にしました。とともに、方向を見定めることができるまで、多数の新規開発をいったんすべて止めました。

4月にはいって、わたしたちは、eラーニング市場が堅調であることを実感しています。少なくとも、地震前にたてた2011年度計画は、予定通り進行させる自信が回復してきました。

そしていま、さらにアグレッシブに攻勢にでる決定をしました。ネットラーニング・グループは、今年度、大きく攻勢にでます。