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ある海外無料サーバーの新規登録中止・・・当然の結末

2013-05-28 07:17:48 | プロバイダー

 昨日、私が契約していたあるドイツの無料サーバーが新規登録中止になっていました。

そして、代わりに有料サーバーの紹介記事がリンクされて掲載されていました。

このサーバーは、容量が無制限というか実際は10GBもあって、CMSはWordpress以下多くのブログが自動インストールできて、FTPアカウントやデータベースも複数取得できて、メールアカウントも取り放題でした。そして、1ヶ月に1度はアクセスしなければならない・・・そういう制限は無くて、いつまでも自由にお使いくださいという触れ込みでした。アクセス解析もついていましたので、非常に投稿の励みになります。ですから、わたしは、すぐ飛びついて登録してWordpressを自動インストールすると、すぐに日本語が入力できました。でも、規約を見ると主たる言語はドイツ語か英語だと書いてあったので、それにしたがって投稿を続けていましたが、昨日、突然、新規登録中止のお知らせを見て唖然としました。

 やはり、そうか!ブルータス、お前もか!と悟りました。条件の良すぎるサーバーは、やはりユーザー登録が殺到して登録中止に追い込まれるのか・・・と思いました。

 やはり、こういう純然たる無料サーバーというか、無宣伝で大容量でCMSの自動インストーラーつき、メルアド無制限・・・なんて大判振る舞いのものは、実質、有料サーバーに移行するのが早いですね。というよりは、これは有料サーバーの期限付きのお試し版だったのです。そういうことを予告しないで、いわば或る意味ユーザーに手の内を見せないで登録させていたのです。もちろん、それは期せずして、思いがけなく中止に追い込まれたようにも思われます。また、意図して個人情報を取るためではないですから、登録アカウントは偽名でもハンドルネームでも良くて、登録メルアドはフリーの捨てメルアドでも受け付けてくれましたから、登録中止になったからといって別段ショックでも何でも無かったのです。

 考えてみれば、こういう無料サーバーが登録中止になって実質、有料サーバーに移行するのは、よくある手であって、慈善事業じゃないんですから当然のことです。国内のサーバーでも、Frewebサーバー、Xreaサーバーは現在新規登録を中止して有料コースのみになっています。

 反対に、比較的長く存続する無料サーバーとは、いったいどういうものか?というと、これは、私の経験則から言うと次のようなものです。

①有料サーバーの無期限体験版的な位置づけの無料サーバー・・・ これは、機能が制限されていて、自動インストーラーは無い場合が多いですし、データベースは1つだけでメルアドは無い場合が多いです。容量は、200MB~250MB程度で比較的少なく、1ファイルあたりの転送容量は1~2MB程度に制限されています。転送できるファイルの種類は写真だけで音声や動画は駄目だとか結構制限が多いです。また、セーフモードなどアクセス制限も厳しくて、PHPやMYSQLのバージョンも比較的古い場合が多いので、インストールできるCMSの種類やバージョンは限られます。時々、混雑時には、フリーズしたり不通がありますが、そう長くは途絶えることはありませんので、我慢すれば使えないことは無いです。

  例・・・Awardspace、Batcave、Biz、EUPN

②宣伝つきで料金を払えば宣伝が消えるもの・・・Freearea、Tripod、@pages,sitemix、TOK2 これは、大きな宣伝があるためにひ弱なPCでは非常に動作が重くなりますが、閉鎖される心配がほぼありませんでしょう。宣伝が気にならなければ採用してもいいでしょうが、気になるからといって有料版にしても、宣伝が無いだけで他にメリットがほとんど無いでしょう。

③小さいか目立たない宣伝で無料サーバー・・・これは、容量100MB~1GB程度、MYSQL付き、メルアドなし。@word、Freewebserver、Landto、ぶっとびねっと、wordpress.comなどですが、閉鎖される心配は、まず無いでしょう。有料版が用意されているものありますが、業務用でなくて個人の趣味程度ならば無料版で十分でしょう。

 

 

 

 

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