趣味の電脳

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ブランドPCでも部品の欠落や低品質部品への換装があると・・・

2024-06-08 07:56:42 | 機器について

 最近、往年のNECの名機=VN770/Cが大分傷んできて画像の映りが悪くなってきたので、中古でも購入しようかな?と考えてググってみると、下記のようなリサイクルした機種が見つかりました。税込みで29800円で安いので買おうかな?と思ったが、待てよ・・・部品の欠落や、より低品質な部品へと交換されているようなので、辞めておきました。

 HDDの容量不足・・・VN770/CはHDD容量が1TBだが、半分の500GBのHDDに交換されています。自分は、現在、膨大な動画データを400GB程度入れているので、これでは不足します。外付けHDDを新たに購入しないといけません。

2 BDが売りの機種だが・・・VN770/Cは内臓BDドライブが標準装備されているが、これはDVDドライブにダウングレード交換されている。なので、テレビ番組録画のBD再生が不可能です。新たに外付けBDドライブを購入しないといけません。

 BCASカードが欠落・・・BCASカードが欠落しているので、テレビ放送受信が不可能。テレビ放送を受信するためには別途購入しないといけません。

4 BIOS起動は純正キーボードが必須・・・この中古品は、NEC純正キーボードとマウスが取り外されて、動作保証のない他社製の格安なものにダウングレード交換されています。よってBIOS起動キー(DELLやF10等)を再起動時に押しても、反応しない可能性が高いです。これは致命的です。つまり、ブート順の第一ドライブが光学ドライブでない場合、BIOSを立ち上げて起動の順位を変更しないといけませんが、これができないと、OSをWindows7からWindows10にアップグレードするためのインストールディスクの起動が不可能となります。そうなると、残念ながら、この中古品は、サポート切れのWinodws7のまま使い続けなければなりません。クロームは2023年1月にサポート切れ、エッジは7でも使えますが、セキュリティが保証されないため、安心して使えません。

 結 論・・・中古機種でも、ディスプレイ一体型で3万円程度するんであるならば、Windows10やLINUX等のOSがクリーンインストール可能であることが、購入の必要最低条件です。これを満たさないものは、購入価値がありません。

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