趣味の電脳

WEBサイトの作り方、PCの周辺機器、タブレットの活用等について

WIFI中継器がパケ詰まりでよく切れるわけ

2020-06-01 05:45:41 | 機器について
スペックの低いPCで重たいサイトにアクセスした場合  この場合は、頻繁にパケ詰まりを起こしますから、当然、中継器をリセットするかブラウザの履歴をリセットすると解消します。これは原因と結果が分かっていますから、そういう低スペックのPCでは重たいサイトにはアクセスしないことです。

中継につないだPCでDNS設定にgoogeプロキシを使うとすぐ切れる場合 

    最近、自室に設置しているBuffaloのWIFI中継器WEX-G300が頻繁に切れます。大元の居間のWIFIルーターはJ-comのHumaxです。実は、自室のパソコンは5台があります。で、これらの機種は、すべてDNSサーバーを8.8.8.8.と8.8.4.4に設定していました。その他にスマホが4台繋がっています。合計で9台です。この状態で、最近、あまりも頻繁にWIFIが切れるためにDNSをJ-comのDNSであるところの122.197.254.10と122.197.254.7に変更しました。すると、非常に安定して、接続が切れたり繋がり難くなることが殆どなくなりました。

WIFI中継機は8.8.8.8をリピートしていない

 なぜか?を考えてみると、中継ルーターは規格上、外部のプロキシサーバーを経由すると、競合を招く恐れがあることです。つまり、大元のHumaxというルーターのDNS設定がJ-comの122.197.254.10に既に設定されているので、これを、そのまま忠実にリピートするのが中継器の役割であるのに、それ以外の8.8.8.8につなごうとするから問題が起こるのです。リピートしていない番号だからといって、中継機の側から親機に対して逆引きして8.8.8.8を要求するのは、無理というものです。理由は、親機からリピートされた122.197.254.10に接続しようとするのは当然キャンセルできませんから、8.8.8.8を同時に接続します。これは、同じIPアドレスで違うDNSにアクセスすることになりますから、競合しているとエラーメッセージが出ます。
 でも、実際は、酷いパケ詰まりを起こしていない限りはフリーズしないのですが、古くてメモリの少ない貧弱なPCを使っている場合はフリーズしがちです。

WIFI親機は8.8.8.8を指定できるが・・・

 GoogleのプロキシDNSは世界中、そして日本全国各地にありますが、個々のPCのインターネット設定でDNSに8.8.8.8を指定するということは、これはPCから親機、Google基地、J=comのDNSへと順番に問い合わせることになります。親機は検索順の一番を8.8.8.8に変更してDNSにつなぐだけで、2系統のDNSの同時接続なんてしませんから競合は起こりません。よく、ネット上をググると、GoogleのDNSプロキシ8.8.8.8は良くつながるし高速だといった評価が書いてありますが、これは、PCを直接親機につないだ場合に限る話です。

 結論としては、中継器に対しては、古いPCの場合はDHCPや8.8.8.8を指定してはいけません。IPアドレスがいつまでも取得できなくて、中継器に余計なPC系統のパケ詰まりのゴミを残しますから、一旦リセットしないと修復できません。こんなビジーの状態でも何故かスマホは繋がりますが・・・。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 100均のインク | トップ | ブログの主題 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

機器について」カテゴリの最新記事