趣味の電脳

WEBサイトの作り方、PCの周辺機器、タブレットの活用等について

プリンタが印刷不可の時はどうする?

2024-05-25 23:32:43 | 機器について

 本日、14年前のPC=VN770/Cに接続したTS8530が、Office365の無料版Powerpointで作った写真アルバムのA4版印刷に失敗しました。原因を切り分けるために、使っていた100均のUSBハブを2000円のものに交換しました。そして、PCとルーターを再起動しました。すると、正常に認識して印刷が可能になりました。

原因その1は・・・使用した100均のUSBハブの転送速度に問題があり、実は、このハブはUSB1.1で最大12Mbpsしかなく、計測すると実際は7Mbps程度でした。これでは、昔のMS-DOS時代の標準の転送速度10Mbpsよりも遅くて、文字印刷以外は転送に時間がかかり過ぎてフリーズする可能性が高いです。今時のUSBハブの規格は、ほとんどが2.0か3.0であり、それぞれ通信速度が480Mbps・5Gbpsなので、一度に多くの写真を印刷をしても高速処理出来て全く問題ありませんが、USB1.1では、とても無理です。今回は、特に写真の多く貼り付けられたpowerpointのページなので、いわゆるパケ詰まりを起こしたようです。こうなると、ハブをUsb2.0か3.0のものに差し替えるしか方法がありません。

原因その2は・・・今回のPowerpointはOffice365を使っていて、自分のPCの設定ではファイルがOnedriveのクライド上だけにあって、特にローカルにOnedriveフォルダを作って同期させていません。この場合は、これを閲覧するだけならばまだしも、印刷する場合は、特に回線速度に多くの影響を受けます。通信速度が極端に遅く不安定な場合は、印刷する場合に、当然、インターネット回線上でのパケ詰まりが起こり得ます。そうなると、PCとルーターの再起動しか回復の方法がなくなります。

解決策その1・・・TS8530では、プリンタの設定を普通印刷モードにして印刷する。そうすると、画像処理上では木目が粗いので、印刷時の転送データ量が少なくて済み、パケ詰まりが起きにくいです。ただし、光沢紙を顔料インク・染料インク両対応のものにする必要があります。そうしないと、相当時間乾燥させないと黒い部分が、こすると剥げます。

解決策その2・・・無料のWEB版のOffice365じゃなくて、有料版を使ってローカルにOneDriveを作って同期させてから編集・印刷する。こうすれば、印刷時のプリンタへのデータ転送が、すべてローカルで行われるため、パケ詰まりは起こりません。

解決策その3・・・Powerpointは、無料版じゃなくて、互換品のLibreOffice等を使って、編集・印刷はすべてOnedriveからローカルにダウンロードしたファイルで行う。こうすれば、印刷時のパケ詰まりは起こりません。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« EDGEで縮小印刷されて困って... | トップ | OneDriveの同期は切ってすべ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

機器について」カテゴリの最新記事