最近、ネット上で格安スマホ(1万円~15000円程度)の事を、「とてもストレスが溜まる遅さだ」とか、「現在のスマホの性能の水準を満たしていない」、或いはもっと良くない評価だと、「安かろう悪かろうの典型だ」といったような言辞でもって不満を述べ立てているレビューが目立っているように思います。でも、実際私はそういう機種ばかりを購入して長らく使っていますので、そんなに云うほど性能が悪いとは思ったことがありません。下記は、私の所有する格安スマホのベンチマークテストの結果です。
機 種 CPU ベンチマークテスト総計
priori 2 MT6582 1.3GHz×4 18391
priori3 MTK6735M 1.0GHz×4 20617
alcatel pixi4 MTK6735M 1.0GHz×4 22648
Blade E01 MT6735P 1.0GHz×4 24354
Mediapad T01 LTESC9830I A7 1.5GHz×4 26385
G620s Snapdragon 410 MSM8916 1.2GHz 19416
一番性能が低いPriori2ですが、さすがに、①3Gですので速度はめっちゃ遅く、②カメラでインカメラが500万画素でピントが非常に甘く、③IP電話も通話相手に声が途切れて聞こえる、そして④バッテリーの持ちが良くない・・・といったような欠点がいくつかあるのが分かっています。でも、これは、価格が非常に安いので仕方がないと思います。一方、良い点としては、ラインやメール、音声電話、youtube、yahooカーナビ、ネット検索、ゲームのツムツム、スノー、雪の女王、ケリ姫などは普通にできますから、欠点は承知の上で割り切って使えば十分に実用的だと思います。
同じくFREETEL製造のPriori3は、上記のPriori2の後発の改良版ですが、①、②、③、④の欠点が改良されていて、実用上、困る点がGPSのつかみがやや悪いのかな?といった点だけです。
alcatelは、私は買ってないのでよく分かりませんが、Priori3とよく似ているんじゃないかな?と思います。これって、イオンでsimとセットで5000円で売っていますから、お買い得だと思います。
Blade E01は、実は自分は非常に気に入っています。たったの680円で楽天モバイルで購入しましたが、安価な割に写真性能が優れています。これは、手打ち蕎麦ですが、室内で被写体にかなり近づいて写しているにも関わらず、蕎麦の質感が良く出ています。また、Youtubeでクラシック音楽を聴くと音質が非常に明瞭に聞こえます。LINE電話や050FREEなどのIP電話も明瞭に聞こえます。また、WIFI電波の受信感度も良いようです。