趣味の電脳

WEBサイトの作り方、PCの周辺機器、タブレットの活用等について

格安スマホでLINEや050のIP電話が着信しない原因

2017-07-09 07:19:47 | スマホ

標記については、私は過去1年4ヶ月ほど研究や試行錯誤を繰り返して原因究明に素人考えながら、それなりに鋭意取り組んできました。結論から言うと、これは、格安SIMを発行しているMVNO業者が、格安ゆえの採算を優先して回線に負荷をかけないように、スマホがスリープ状態になるとGメール、LINE、IP電話等々のアプリが待ちうけしていても、多くの場合、5分程度という極端に短い時間でタイムアウト(通信切断)する仕様になっていることに起因するものである・・・ということらしいです。

一方、au、docomo、softbank、Ymobileなどのいわゆる大手キャリアの場合は、そういった極端に短い時間間隔での通信制限は行っていないようなので、実用に耐えうるように、プッシュサーバーでのもっと長い時間間隔での待ちうけが可能です。それで、LINEやGメール、IP電話などは、何の支障も無くごく普通に確実にリアルタイムで受信できるようになっています。

 この点が、大手キャリアとMVNOの大きな違いであろうと考えられますから、MVNOの場合は自己責任で着信できない原因を調べて、実用的に使えるレベルになるまで個々のスマホで対策を講じないといけないわけです。下記のアプリは、PNFというアプリの起動画面です。このアプリは、スリープ中に指定された任意の時間、たとえば4分ごと、5分ごと、7分ごと・・・というように定期的にネットにアクセスする信号を発する仕組みになっています。その結果、MVNO側からは通信が切断される前に再接続してスリープしていないと判断されるため、アプリの着信が確実に行われるわけです。

また、着信できない原因はスマホ本体の設定にもあります。たとえば、HuaweiのG620sは節電機能が装備されていて、ユーザー側では、これを一括して停止できない仕様になっています。それで、バックグラウンドで待ち受けするようなアプリは着信障害が起こりやすい傾向があるようです。Huaweiのスマホは、もちろん、これを回避するために個別のアプリごとに節電機能を停止できるように設計されています。下記のように、節電機能を停止してバックグラウンドでの通信を保護するアプリ一覧でチェックをいれます。もちろん、PNFも保護しておかないといけません。もし、これが切断されてしまった場合は、せっかくの着信対策の意味が無いですから・・・。(笑)

それから、アプリの通知設定も忘れずにチェックをいれます。例えば、下図のようにsmatalkというIP電話の場合、確実に着信通知が行われるようにチェックを入れます。

私の持っているスマホ=G620sとBlade E01、Priori2の場合は、このような対策の結果、ほぼ確実に着信できております。ただし、smatalkについては、設定画面で「OS起動時にバックグラウンドでsmatalkを起動する」という項目があるので、ここにチェックを入れておく必要があります。また、スマホの起動時のキーロックもはずさないと着信できないようですから、これをはずすと、確実に着信できます。(でも、これは、さすがにちょと問題がありますから、別途研究する必要がありそうですが・・・)

 

 

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