近隣の小学校で放課後学習ボランティア講師をしていますが、今年度は水曜日の放課後に担当の4年生の面倒を見ることが多いシフト表を最近、学校支援ボランティア組織からいただきました。すなわち、先週の水曜日に、学習ボランティアが全員一同に会して、学校側より協力依頼のための説明会が行われました。その席上で、ちょうど水曜日は先生方の全員研修の日に当たっている場合があるので、なにか問題があった場合には近隣の中学校にいるので職員室に連絡を取ってくれればすぐに対応します。そのほか、詳しいことは学校便りの「月間予定表」や「年間行事予定」を見てくださいね。・・・というようなことを教頭先生が言われました。 そして、学校だよりの4月、5月号を手渡してくれて、4月号には月間予定表や校舎配置図、各学年担任氏名および教科担当者氏名も明記されており、5月号には、5,6月の行事予定の中に、「いきいきタイム」=放課後学習会が掲載されていましたので、外部ボランティア講師の立場としてはたいへんうれしかったです。
そのほか、ホームページでも学校情報がくわしく紹介されていました。
具体に言えば、
①校長の学校運営方針や抱負などの自己紹介・教育全体構想図
②沿革・・・いつ開校したとか、どういう研究指定を受けたとかの歴史的な出来事
③学年だより・・・学年経営方針
④クラブ・委員会紹介
⑤学校の緊急事態への対応
⑥学校協議会 議事録
⑦学校自己診断
⑧学習状況調査 などです。
以上のような情報提供ですが、まあ、当たり前のことを世間一般のごく普通のようにお知らせいただいているようなわけであります。
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ところが、他府県、他市町村の学校ホームページをいろいろ眺めていると、そういった配慮や情報提供があまりできていない幼稚園や小・中学校もあります。 たとえば、平成24年度末に退職された幼稚園の園長さんの顔写真とあいさつ文が5月下旬の現在でもいまだにそのまま掲示されていたり、本年度の学校便りの4月、5月号がいまだに掲示されていない小・中学校が見受けられたりします。これは、基本的な学校情報提供でありますので、工事中が長く続いたりすると、せっかく地域で学校支援の温かい輪ができつつあるのに、協力体制に弱い面がでてきます。そのうち、改まるとは思いますが、子どものやる気を少し低下させたり学校支援の事業効果を薄くしてしまったりするのではないかと、他人事ながら心配しています。
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私の関係している近隣の140年以上歴史のある某小学校は、「なごみ」というPTAの外郭団体を形成し、地域ぐるみで子どもたちのために登下校時の安全・見守り運動や放課後学習教室、将棋教室、生け花教室、星を観る会などの文化事業を行っています。日ごろから、こまめに丁寧に学校側が地域に開かれた学校として情報提供を行ってきてくれていますので、そういった学校を支援する活動がスムーズに展開できています。 以下のURLです。このブログでは、以前よりたびたび紹介していますが、よろしかったら、「沿革」の部分および「なごみ倶楽部」の「パステル画」をリニューアルしていますので、ぜひご覧ください。