趣味の電脳

WEBサイトの作り方、PCの周辺機器、タブレットの活用等について

本格的な動画配信は費用対効果を考えて期間限定で!

2013-05-21 07:57:20 | webコンテンツ

 動画配信を業務として行う場合は、やはり、たとえばスマイルサーバーの動画配信専用ツールのようなシステムを契約する必要があるのでしょうか。私の経験では、YOUTUBEなどの動画配信サイトに投稿しても、投稿した動画に付随するBGMは似非○▼■著作権協会のライセンス違反だとか何とかのクレームを徹底的につけられてそれの対応に追われました。また、スマホやタブレット、携帯電話、マッキントッシュ、あるいはwindows7のフラッシュプレーヤー11ではバグによってぜんぜん見れない・・・とか、そういった視聴障害に陥ったり、解像度を鮮明にすればするほど、能力の低い機器ではカクカクとコマ落ちしてぎこちなく映写されてしまったりもしました。

 こういった不具合に対して、アドビやマイクロソフトやグーグルがきちんと対応してくれるのかというと、如何せん無料配信なのですから必ずしもそういう要求には応え切れない・・・というのが現状であり、また限界でした。やはり、趣味程度ならばいざ知らず、経費が支出できる会社組織の業務用で確実に一般のあらゆる通信機器の閲覧者にコンテンツを視聴してもらいたいというならば、月額5万円程度で年間60万円程度は最低でも必要なのでしょうか?

 答えは、期間限定ならばOK、常時は不必要です。

 以前にも私は動画配信については、このブログでいろいろと言及してきましたが、

①音楽著作権のクレームは、身に覚えがなければgoogleを通じて相手に抗議すれば即クレームを取り下げる筈ですから何てことはありません。

②画像が真っ白で映らない件ですが、windows7でフラッシュプレーヤー11での不具合が解消できない場合は、youtubeは見れないのですが、 旧バージョンの Flash Player 10.3 は現在もメンテナンスされており、ダウングレードが可能です。 Windows のコントロールパネルでバージョン 11.3 を削除した後、10.3 を再インストール すれば解決します。
③WMV形式で配信しても、マッキントッシュやクロームで見れない場合がありますから困るのですが、この場合はシルバーライトを導入すれば解決します。スマホなんかは、いろんなアプリがありますからWMV対応のアプリをインストールすれば見れます。

④動画を視聴する側の問題点として、PCの場合は、ハイビジョン対応で大画面ですから動画再生ソフトをたくさん入れたりすると、かなり動作が重くなります。ですから、Gomプレーヤーやフラッシュプレーヤー、windowsメディアプレーヤーぐらいの3種類程度が限度でしょう。最悪なのは、そこへ、クイックタイムやリアルプレーヤーやPowerDVDなんかをテンコ盛に入れ過ぎるとお互いに競合したりして見れないとか云う問題が生じます。つまり、PCの場合は、ユーザー側で不必要な動画環境を作り上げている場合が多いので、徹底的に不要な動画再生ソフトをアンインストールすれば、動作がずいぶん快適になるはずです。

 以上のような対処方法さえ視聴者に周知徹底してあげれば、Youtubeなどの無料配信を活用してかなり実用的に動画を配信できますから、何も高額の動画配信システムを導入する必要はないのです。・・・・

ただし、これはあくまでも発信者も視聴者も動画配信についてのマニアックな知識経験が必要なのです。

 そうではなくて、一般の購読者を一気に増やそうとすれば、少々お金がかかっても誰でも簡単に見れる動画配信システムを期間限定ででも配信する必要があるのです。いったん購読者を獲得すれば、その固定客は、興味関心を覚えて、マニアックな知識経験を獲得しようとするので、使いにくい無料版でも受け入れるのです。こういうように、有料版と無料版を使い分けることが動画配信の鉄則です。

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 冒頭に書いたようなスマイルサーバーなどの高額の充実したシステムは、やはり、それなりの目的や費用対効果を狙って、期間限定で配信すればいいのかなというぐらいのシステムだと思われます。無料のYOUTUBEなどでは、宣伝が入っったり、中断されたり、或いは真っ白で何も表示されなかったりして、結局開かずの扉の幽霊サイトになる惧れがあります。一気に購読者を増やすためには、最初の数ヶ月間は費用が少々高くついたとしても、確実にだれでも視聴できるシステムを導入して、より多くの購読者を一気に獲得したほうが会社にとっては得策だという判断も当然あるでしょう。

 具体には、私の知人でキリスト教の牧師をしておられる方が、昨年の6月~8月ごろ、毎週日曜日の礼拝の説教の一部始終をまったく切れ目なく宣伝無しで1時間程度の動画にして5本~6本を配信しておられました。やはりこういった布教目的の明確な本格的な業務用には「無料」配信ではなくて、それなりのシステムが必要と考えて、スマイルサーバーに類するような本格的な動画配信システムの運営をしておられたのです。まあ、経費は高額とは云っても期間限定ですから、3万円程度だったでしょう。「試験的な配信」という文言が当時表示されていたことを覚えています。

 この牧師さんも、いつまでも有料版を契約していたわけではなくて、現在では、USTREAMの無料版を10分ごとに区切って配信されています。 おそらく3ヶ月間の期間限定のwindows media配信コース版で訪問者の増加や手ごたえを十分に確かめた上で、成果が出たと判断した時点で、無料版に切り替えたのではないか思います。今後また、時期を見て有料版で1時間連続ノーカットの放映をされるんじゃないかなと期待しております。

 

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