趣味の電脳

WEBサイトの作り方、PCの周辺機器、タブレットの活用等について

無料サーバーの見極め方

2013-05-08 10:43:58 | webコンテンツ
 一昨日の午後2時55分ごろ、私がごく最近に登録した外国の某無料サーバーが有料版に移行するために、突然無料版を打ち切りました。この某サーバーは有料版の無料お試し版ではないので、近々にそうなることは99%予想されていましたから、別段驚きませんでした。というのは、無料で10GGBの容量でMYSQL付きは魅力的でしたが、独自ドメインは不許可でメールも自動インストール機能も無いし、定型フォームも無いので、いつ廃止しても良いような単なる有料版への誘い水だということは容易に想像がついていたからです。もし、そのまま無料版を2~3年でも続けるつもりならば、企業イメージをあげるために最低でも無料のWEBサイト定型フォームぐらいはつけているはずだと思います。ついていないということは、想定される対象ユーザーは、或る程度WEBサイト構築のスキルを持っている人で会社組織で本格的に業務用に使う人だということになります。実際、誘導された有料版へのお誘いは、13ドル、27ドル、40ドルの3つのコースでしたので、決して格安サーバーではなくて、日本で言えばOCNのような超大手企業です。

 これに対して、有料サーバーの無料お試し版的なバージョンの場合は、まず突然に廃止・・・ということはほとんど考えられません。だって、そういうのは、容量が10GHBもなくて、せいぜい200MB~250MB程度で、月間転送量が5GB、動画や音声ファイルは転送禁止で制限がきつくて回線混雑の原因にならないから、無料ユーザーが多くなっても廃止する必要性がないからです。しかも、住所・氏名・電話番号、メルアド等の個人情報入力が必須ですから、スパム的なユーザーはおそらく少ないか、或いはそれほど無闇に多くならないでしょう。ただ、中には違法行為をするユーザーが出ないとは限りませんから、それが理由で廃止に追い込まれないように、会社側も厳しく取り締まって、メンテナンスのために無料版のデータベースを1週間~10日ぐらい停止してでも、原状回復に努めているのでかなり信頼できます。まあ、そういう時々のMYSQL(データベース)の停止さえ気にならなければ、十分利用のしがいがあります。よって、データベースを使わないCMSの利用が推奨されます。

 これ以外に、もっぱら宣伝を貼り付けて無料で運営している会社もありますが、これは十分に広告の収益がありますので廃止されるリスクは少ないと考えられます。また、データベースの停止なども、スポンサーの契約料金の収益性の問題があるからか、殆ど起こりえません。メンテナンスにもそれ相応の経費を投入しているものと思われます。しかしながら、あまり宣伝が多く貼り付けられている場合については処理が重たくなるので、スペックの低い古い機種では時々フリーズして故障や不具合のリスクが高まりますから、避けた方がいいのかも知れません。最新機種では全然問題がありませんが・・・。

まあ、あくまでも私見ですが、結論としては容量200MB~1GB程度の格安有料サーバーの無料体験版あたりをデータベース無しで動作するCMSで活用するのが妥当ではないでしょうか?「Quick CMS」や「ぶろぐん」や「pukiwiki」、「WonderCMS」などです。
 


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