むらいむらいとです。 

「らいむらいと」「CARO」所属 お嬢の 日々反省日記。

11月12日 早稲田 リネン、11月18日 高円寺 ショーボート、11月23日 駒沢 エムズカンティーナ

2024年02月18日 12時55分40秒 | 舞台日記

昨年11月後半の舞台日記書きます。
11月11日のくじら号で少し咳き込んでしまっていたのだ、あたくし。だけど本番始まってしまえば何とか唄い切る事できたし、その時は「まぁ直によくなるだろ」くらい悠長に構え 然程咳を気にもしていなかった。そういえばその日 サリーちゃんもシブタくんもあまり体調よくなさそうだったなぁ。しかし いつものくじGIGと同じように皆でお酒飲みながらわちゃわちゃと遅くまで楽しい時間過ごし、最終電車でお家に戻ってから 一応念のため明日のイベント出演に備えて葛根湯飲んでおきました。


◎11月12日 RiNen
一夜明けても咳き込みは止んでくれず。寧ろ酷くなってきているようなので「本番、大丈夫だろうか」と少し不安になりながら、夕方 ギター担ぎ早稲田へと向かった。この日のイベント「フォーク・ニューミュージックの夜」と題され、あたくしは 山﨑怠雅くん伊藤昭彦くんと一緖にGAROカバーユニットとして参加する事になっていた。そういえばユニット名が本番当日まで決まらず仕舞いだった。下呂とかCHAOとかYABO(野暮)とか、色々と候補に上がってはいたのですが。

いざ本番。思いの外 あたくし咳き込む事なく最後まで唄い切る事できた、不思議。GAROの曲においては非常に繊細な唄い回しが重要となるので 若干ナーバスになりながら、本番前は多少お酒控え気味にしたりもしていた。けれど、イベントが開始され フォーク、ニューミュージックに対する共演の皆さんの愛溢れる演奏を拝見しておりますと何とも気分が昂揚してきて・・・結果、我々も とても気持ちよく舞台終える事ができました。お付き合い下さいました皆さん どうもありがとう。

1. 遠い春
2. 時の魔法
3. たんぽぽ
4. 地球はメリーゴーランド
5. ロマンス
6. 学生街の喫茶店
7. 暗い部屋



怠雅くんも伊藤くんも普段からGAROを凄くリスペクトしている方々です。今回 イベント参加が決まった時から選曲諸々(ユニット名も)どうしましょう?と 3人頻繁に連絡取り合い、本番までの数度に亘るリハーサルも非常に充実した時間だった。リハーサル後お酒飲み交わしながら談笑する時間も とても楽しい時間でした。また、今後この3人でGAROの曲もっと取り上げてみたいなぁ。

そうして結局。イベント出演終えた翌13日 あたくし遂に高熱を発してしまい、直様お医者さんに診てもらったところ インフルエンザ感染と診断されました。「やべー!こりゃ大変!」慌てて くじら号で共演したサリーちゃんシブタくん、RiNenでご一緒した怠雅くん伊藤くんに「インフルエンザでした!うつしちゃってる可能性あるので気をつけて下さい!ごめんなさい!」と連絡したのだが、どうやら お客さん含め幾人かの方がその後インフルエンザに感染してしまったようです。。この度は ご迷惑をお掛けしてしまい、本当に本当に申し訳ございませんでした。。


処方されたタミフル服用し終え、もう大丈夫となった頃に 杉並区某所で打ち上げをしました。体調も戻り 少し肌寒くなってきた頃にいただくおでんと日本酒は格別だった。


◎11月18日 Show Boat
続いて高円寺Show Boatにて らいむらいとだった。毎年恒例COAL TAR MOON主催「VITAGE ROCK NIGHT」への参加。数える事 今回第7回目となるそうで、1回目から参加させていただいてる我々としても「今年も無事開催されてよかった」と 年末この時期 胸を撫で下ろすような気持ちになるんです。2023年も高円寺の老舗ライブハウスで VITAGE ROCK NIGHT 目一杯楽しませてもらった。
このイベントでは、その名の如く毎年ビンテージなカバー曲を我々流にお届けしている。「今年 さて何やろう」と考えた時に「あ。甲斐バンドやってないや」と気付き 今回取り上げる事にしました。あたしは甲斐バンド 1974年デビューから「誘惑」辺りまでが特に好きなのだが。どうせなら。と最初のレコード「らいむらいと」から1曲選ぶ事にした。





1. この世の果て
2. 散り際
3. 不眠症の羊
4. あの頃(甲斐バンド)
5. 赤い青春
6. 希望の花

前日にタミフルすべて服用し終え 熱もすっかり下がったので、この日とにかく舞台に上がったのだが。喋るとまだとんでもない鼻声なんです。だけど、唄うと余り違和感ない声が出た。寧ろ その鼻にかかった声が粘りっこい濁音表現するのによく馴染んでくれたような気がして これはこれでありだなと思った。あの頃 も心込めてお届けしました。お付き合い下さいました皆さん どうもありがとう。




丁度バンド結成15周年の時に「散り際」というシングル盤を制作したのだが。そのジャケットが露骨に甲斐バンドをオマージュするものだった。20周年リサイタル控えている我々が今回 甲斐バンド・ファーストLP「らいむらいと」から あの頃 演奏した事で、何か更なる次への段階に進めるような気がした。それからお互い甲斐バンド好きで、以前 それに関する意見交換させてもらった事のある外丸さんにもこの日 我々の演奏を聴いていただけて嬉しかった。

最後のセッション曲も「こうなったら いっそ甲斐バンドやらせてもらおう」という事で、COAL TAL MOONの皆さんの演奏に合わせ 大好きなセカンドLP「英雄と悪漢」から ポップコーンをほおばって 唄わせていただきました。むちゃくちゃ気持ちよかった!!

そしてオーラスは、今回もやはり 悪魔を憐れむ歌。もはや これやらないと無事に年を越せないくらいの気持ちにあたしなってます。「VINTAGE ROCK NIGHT」2023年も開催されて本当によかった。COAL TAL MOONのLed Zeppelinメドレーとても素晴らしかったし、共演の即興詩人の ホテル・カリフォルニア も最高だった。YoshiroさんのエレキギターによるT.Rex弾き語りも 例年のアコギとはまた違った味がありとてもよかった。それから、今回素敵な写真をカメラマンの森島興一さんに撮っていただきました。2023年11月18日 お会いした皆さん どうもありがとうございました。
高円寺の老舗ライブハウスShow Boatで、60〜70年代VINTAGE ROCKに身を委ねるひととき。2024年第8回目の開催も 今からとても楽しみにしている。

◎11月23日 M's Cantina
11月最後の舞台は 駒沢M‘s Cantinaにて「フォーク酒場なおき」だった。昨年10月8日に谷村新司ことチンペイさんが旅立たれ、その訃報を知った時にNaoくんから「追悼 電気ブランの会やりませんか?」と連絡があった。無論あたし二つ返事で「お別れ会やりましょう」とお返事し、この度急遽、谷村新司 アリス特集を組む事となったのだ。駒沢にお集まり下さいました皆さん どうもありがとう。

我々の世代だと 小学校高学年〜中学生の頃 MBSヤングタウンというラジオ番組を聴くのが夜毎寝る間際の楽しみであり、特に金曜日の谷村新司 ばんばひろふみによるパーソナリティがあたしは大好きだった。チンペイさんの知性溢れる語り口調、そして引っ切りなしに連発する下ネタが10代の自分にはとても刺激的でした。チンペイの話に笑いながら殆ど頷くだけのばんばんとの絶妙なコンビネーションも最高だった。そんなチンペイさんの語り口調「レコードでも楽しめますよ」と アリスのライブ盤におけるお喋りのコーナーを会場の皆さんと聴いたり、谷村新司 さだまさしジョイントコンサート実況録音盤における御二方のトーク、それから 雨宿りと 昴 を掛け合わせた(このライブ盤だけでしか聴けない)雨昴 を流して 会場の皆さんとほっこりしたりしました。勿論 チンペイさんが残したアリス、ソロ名義の数々の名曲も、時間の許す限り堪能いたしました。泣けた。
それからNaoくんと2人で 帰らざる日々、冬の稲妻、チャンピオン、明日への讃歌 というアリス至極の名曲を心込めて生演奏もした。改めてチンペイさんの偉大さ噛み締める夜となりました。


今回は谷村新司特集という事で いつものようにあがた森魚は流さず、電気ブランではなくビールとハイボールで献杯しました。お互い関西で生まれ育ったNaoくんと一緒に この夜ゆっくりと谷村新司さんを偲ぶ事できて本当によかった。

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