ちょい不良ゴーシュの豪酒録

何年やってもビギナーチェリストの日記

天空カレーライス@はいから茶屋(大野)

2014年11月15日 23時11分04秒 | B級グルメ
日本のマチュピチュとして知られる兵庫県朝来市の竹田城.
朝霧の「雲海」に浮かぶこの城を目にすると「開運」につながると言われている.
多くの観光客が竹田城を訪れ,この城は雲海の城ブームの火付け役となった.

雲海の城は竹田城だけではない.
北陸にも,朝霧の雲海に浮かぶ幻想的な城がある.
越前大野の大野城がそれだ.

1575年、越前一向一揆を平定した恩賞として金森長近が織田信長より越前国大野郡の内の3万石を与えられた.
その翌年,最初に居城とした戌山城の近くの亀山(大野盆地の小孤峰)に城郭を築いたのが越前大野城の始まりである.
(Wikipediaより)



大野ストリングス愛好会の練習に行ったとき,いつも目にしていた山の上の城.
現在,全国の雲海の城マニアから注目をあびています.

大野市のお食事どころでも,雲海の城ブームにあやかったメニューを出していました.
さっそく,そのメニューに挑戦.
「はいから茶屋」の「天空カレーライス」です.
大野名産の里芋や昇竜まいたけなどが入っているらしい.





大きなお皿に,こんもりと盛り付けられたカレーライス.
亀山に立つ天守閣を連想させます.
そして,カレーの山の周辺には,雲海を模した白い天ぷら.
なかなか凝った盛り付けです.



空高くそびえたつ城は夜空の星に近い.
だから,このカレーには「星のてんぷら」も入っています.
星のてんぷらなんて,ここでしか食べることができません.



しっとりした里芋やシャキシャキの昇竜まいたけはもちろんのこと,サツマイモやししとうなど種々の地元の食材がふんだんに使われていました.
とりたての野菜のおいしさと,盛り付けのアイディアは抜群.
地産地消を推奨する大野ならではの味です.



おいしい食事を楽しみながら,弦楽アンサンブルの練習に参加する.
とても贅沢な時間を過ごせたことに感謝デス.










じっちゃんのマーボー丼@女形谷PA

2014年11月13日 23時42分50秒 | B級グルメ
先日,福井県へ行ったときに女形谷PAでこんな看板を目にしました.
「福井県が福丼県として始まります.」



これを読んだ第一印象は,「はぁ~?わけわからん.」

最近,行政主導のご当地PR作戦が活発になってきた.
香川県が「うどん県」になったり,鳥取県が「蟹取県」になったり・・・.

じゃあ,北海道は「でっかい道」でどうだ?
石川県は石と川なので「じゃり県」じゃ?
栃木県はぎりぎり関東圏なので「ギリ関東県」.
沖縄は「具志県」で,宮崎県は「どげんかしてほしか県」.

このように,観光客を誘致したり,特産物の販売を促進するために,県庁などの行政がマスコミやネットに何かと話題をふりまいている.
その流れで福井県も「福丼県」として名乗りを上げた?

「福丼県」の理由として,福井と丼の美味しい関係があるらしい.
パレット嶺北版,2014 NOVEMBER, Vol.79によると,

カツレツの年間支出金額が全国一だということ.
丼に欠かせない米の品種のコシヒカリの発祥地であり,その作付面積が日本一.
お米や山海の具はもちろん,陶芸や漆器などの器,お箸なども丼を構成する大切な要素で,いずれも福井県の伝統産業.

ふ~む,そうだったのか,知らなかった.
地元産の素材を使えば,なんでも福丼になりそう.
結局なんでもアリ的な印象.

「福丼県」は,ちょいとオヤジギャグ目線なネーミング.
でも,おいしい丼が楽しめることは歓迎すべきこと.

せっかく福丼県に来たのだから「じっちゃんのマーボー丼」を食べてみました.
大人気らしいデス.





地元の豆腐とひき肉,お米.
普通のありふれたマーボー丼で町おこし.
福井県は地味のようで,案外強引なところがありそう.
なかなかやるなぁ~.

ちなみに,厨房をちらりとのぞくと,「じっちゃんのマーボー丼」を作っていたのは「じっちゃん」ではなく,「おばちゃん」でした.
バナメイエビじゃないけれど,広告に偽りあり(笑).
鶴の恩返しのように,厨房だけは決してのぞかないでください,と掲示でもしたら・・・?
(冗談ですよぉ~.)






煮干し中華@Terra

2014年11月11日 22時53分55秒 | 北陸ラーメン大学
上品な味のラーメンで有名な「Terra」さんへ行ってきました.
チェロの弓の毛替えでバイオリンリサーチへ行ったついでです.
人気の店で駐車場がいつも満車でなかなか訪問できない店のひとつ.
久しぶりです.



秋メニューの「煮干し中華」の看板があったので,迷わずそれに挑戦.



鶏がらスープと魚介の風味がたっぷりで,香りが豊かなラーメンの登場デス.



スープの色は薄い醤油色.
脂分や塩分は低く,とてもすっきりしている.
何といっても,煮干しをメインにした魚介系の風味が強い.
和食系のダシを使った麺料理と言う感じ.
関西系のうどんのツユで,塩気が低くダシが濃厚なタイプのものを連想させる味.



麺は軽く縮れた中太麺.
とても食べやすいサイズ.
自家製にこだわった麺は,スープと同様に上品な歯ごたえ.



スープの味を邪魔することなく,素材の味を生かしたチャーシューも絶品.
存在感があるしっとりした肉質が印象的.
ボリュームもなかなか立派.
このチャーシューが1枚あれば,あっさり系のラーメンでもカロリー不足を感じさせません.
控えめな肉の味が,スープのうまみを引き立てている感じがしました.



白身がプリプリで,黄身がトロトロの味玉.
タレに適度に漬け込み,味の付き具合が絶妙.
丁寧な感じがする味玉.
和食の雰囲気がするラーメンにピッタリした玉子です.



食べ物が美味しい季節である秋にぴったりの上品で香り豊かな一杯.
和の気品と丁寧な作り.
お店のやさしさがたっぷり詰まったラーメンでした.

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Mozart 弦楽四重奏曲 No.4は芸大の室内楽課題曲

2014年11月08日 23時07分40秒 | 室内管弦楽団
11月29日(土)に行われる室内管弦楽団の定期演奏会へ向けて,ただいま練習中.
今回の定演は思いっきり人数不足.

Vaさんだけは,なぜか2名いる.
ほかのパートは一人づつ.
Vnは1stも2ndも1人づつ.
Vcやベースも1人づつ.
まいったね.

この編成でできる曲は弦楽四重奏曲くらい?
と言うわけで,ちょい不良ゴーシュの大好きなMozartのQuartetから第四番を選曲.

11月8日(土)に大久保先生にこの曲をみていただきました.
この曲は東京芸大の一年生の室内楽の課題曲であるらしい.
この曲を学生が弾いて,クラス分けをするとか.

一般的にはあまりメジャーな曲ではないと思うが,芸大出身の音楽家の間では,実はちょっとした有名曲だったわけデス.
そんなこと,全然知らなかった.

SimpleだけれもMozartらしい美しいメロディー.
特別に高度な技巧は必要ではないが,深い音楽性が要求される.
どれだけ深く音楽を理解しているかが問われる曲.
こういう曲を演奏会で取り上げる楽団も珍しい,と大久保先生が言っていました.

人前で聞かせるだけの音楽に仕上げなければ・・・.


いく蔵ブラック@麺屋・いく蔵(氷見)

2014年11月05日 23時10分20秒 | 北陸ラーメン大学
11月5日は2期実務実習の薬局訪問で氷見へ行く.
これが今年度の薬局訪問の最終回.
美人の指導薬剤師の先生にお会いできるのも,これでおしまい.
ちょっと残念?

薬局訪問と言っても,とくに問題がない場合は,あっという間に学生との面談は終わる.

ゴーシュ:「元気ぃ~?」
実習生 :「元気です.」
ゴーシュ:「実習は順調?」
実習生 :「順調です.」
ゴーシュ:「そうか,何か問題はない?」
実習生 :「とくに問題はありません.」
ゴーシュ:「よかったね.じゃ~ねぇ~,頑張ってぇ~!」
実習生 :「はい,さようなら.」

薬局訪問は,薬局の業務のじゃまをしに行っているようなものです.

それはさておき,氷見は金沢から車で1時間ほど.
これまであまり訪れたことはなかった街だが,氷見の担当になったことで,多少この街に対する親近感が持てました.
この街は藤子不二夫Aの出身地.
街のいたるところに,藤子不二雄ゆかりの漫画キャラクターであふれています.









そして,なんと言っても氷見は富山県.
富山ラーメンの街でもあります.
今回は「麺屋・いく蔵」で「いく蔵ブラック」に挑戦.
黒板に「かなり塩辛いラーメンです.」と紹介されている.



富山ブラックは白ごはんを食べるための「おかずラーメン」として知られている.
今回はそれほどお腹が空いていなかったので,白ごはんは抜きでブラックラーメンのみ.



スープは超どす黒くて真っ黒.
醤油の豊かな香りはするが,見た目ほど塩気は強くない気がする.
豚骨がベースになっているが脂分は低く,意外とすっきりした食感.
デフォルトで入っているコショウがスープの味にピリッとアクセントを加えている.
魚介系の味はなく,動物系の甘味のあるダシと濃口醤油のベストマッチング.
薬味のネギとの相性が」抜群.



チャーシューは脂身を抜いた赤身中心の豚肉.
醤油タレにじっくりと漬け込み,タレの味が肉の髄までしみこんでいる.
豚肉なんだけれど,とてもあっさりした食べ心地.
何枚でもいけそうな美味しさ.



麺は軽く縮れているようだが,ほぼストレートの中太麺.
黄色味を帯び,加水率が高くツルツル.



富山ブラックにしてはマイルドな部類に入るという印象.
強烈な刺激ではなく,食べやすさを重視したブラックラーメンでした.

「いく蔵」が入っている氷見番屋街の軒先には,干し柿がつるされていました.
そろそろ冬ですなぁ~.



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