Beilsteinな午後

今日の2年生の午後の学生実習はBeistein反応．

まず，塩化t-ブチルを合成．
これを銅線に塗りつけ，バーナーで加熱．



塩化銅の緑色の炎色反応．
とてもきれいに発光する．
局方の確認試験にも出ている．

「局方の確認試験に出ている」と書けば，何だか凄そう．
でも，実は高校の教科書にも出ている超有名反応．

たぶん2年生は実際に炎色反応を見るのは初めて．
2年生と言えば，素直に感動するのは恥ずかしい年頃の若者達．
でも，淡く光る緑色の炎を目にして「おっ」とか「お～ぅ」とか「あっ」とか簡単な感嘆詞をこっそりと発している．

クールのフリをしているだけ．
反応を爆発させちゃマズイけれど，感動なら爆発させてもいいのに・・・．

ついでに，ボスも楽しそうにやっている．



今日の午後はみんなプチ・感動．
Beilstein反応のおかげデス．

実習棟から見た桜吹雪

今日の午後，実習棟から見た桜吹雪．

ひらひらと花びらが舞い，地面はピンク色に染まる．
日常生活の空間が，幻想的な空間に変わる．

はかない美しさだけに，心にしみる．

チャーハンセット＠らーめん亭竹の子（小松）

らーめん亭「竹の子」へ行ってきました．



ラーメンを中心としたセットメニューが豊富なお店．
定番のギョーザやチャーハンセットだけではない．
野菜セット，チャーシュー丼セット，つけ麺セット，唐揚げセットなどバラエティーに富んだメニューがそろっている．

ユニークなのはカツ丼セット．
珍しい組合わせ．
そして，ラーメンとカツ丼とは，ものすごいボリュームとカロリー．
ガッツリ食べたい派にピッタリ．



無難にチャーハンセットをオーダー．



ラーメンはツルツルの平麺．
スープはあっさり薄めの醤油味．
喜多方ラーメン風の上品な味．



ふむふむ，このラーメンだったらカツ丼セットもアリですな．
今度，試してみよう．


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腹一杯カレー＠カレーキッチン洋二郎

カレー皿の左には，スモークの香りが漂うパリパリのウインナー．



皿の右には，２つのコロッケ．
ひとつは，舌の上でとろけるようなマイルドな味のクリームコロッケ．
もうひとつは，ホクホクしたジャガイモの食感が魅力的なコロッケ．
ふたつの対照的な性格のコロッケが並んでいる．



皿の真ん中には，エビフライと巨大なチキンカツ．
ライスは大盛りで，カレーは増量．
これがウワサの「お腹一杯カレー」．
金沢カレーの中でも，豪華なトッピングとボリュームを誇る一品．



カレーのルーは，アルバのように褐色．
具材が溶けてしまうほど煮込まれている．
味はマイルドで，辛さは控えめ．

カレーキッチン洋二郎のイチオシのメニュー．
大満足デス．

ほんの少しの思いやりと勇気＠不自由体験

今日の午後は１年生の早期体験学習のお手伝い．
テーマは不自由体験．



エルダー・キットを装着して高齢者の擬似体験．
このキットを身に付けるだけでも大仕事．
ひとりだけで装着するのは無理．
みんなで装着のお手伝い．



このキットをつけると，ヒザ，ヒジなどの関節の動きが制限される．
腰も強制的に曲がる．
おまけに視野が狭くなるメガネも付ける．



この状態で，廊下や階段を実際に歩いてみる．
高齢者の苦労や不自由さを身にしみて感じる．
そして，どのように高齢者をサポートすべきかを知る．



真剣に取り組む人もいる．
その一方で，面白半分にギャーギャー騒ぎながら歩き回る人もいる．
せっかくの体験学習なのに，ふざけちゃダメ．



まもなく日本は超高齢化社会に突入する．
そうなると，この不自由体験は今日だけのもので終わらない．
日常生活で生かされる日が遠からず訪れる．

薬学生になったからには，専門知識を修得するのはもちろんである．
ただ，それだけではなく，医療人として，社会人として，人として必要な心も感じて欲しい．
当たり前のことだけど，勇気がなければ介護はなかなか出来ない．
ハンディーを背負った方々をサポートするには，ほんの少しの思いやりと勇気が必要だ．

本日の体験学習を総括したヘルパーの先生は，そう語ってくださった．
すると，あれだけギャーギャー騒がしかった実習室が，その一言でシーンと静まり返った．

彼らの行動の変わりぶりに，ちょっとだけ感動した．