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ちょい不良ゴーシュの豪酒録

何年やってもビギナーチェリストの日記

小松シティ・フィルハーモニック第6回サマーコンサート

2011年06月27日 22時10分10秒 | のむOK
ステージには伝統的な日本の打楽器がずらりと並んでいる.
キン,チャンチキ,和太鼓,締太鼓,拍子木・・・・.

いずれもオーケストラでは滅多にお目にかかれない楽器たち.
彼らは,これから始まるサマーコンサートの出番を静かに待っているノダ.





6月26日(日)のサマーコンサートは,大学祝典序曲(ブラームス)で幕を開けた.

この曲を聴くと青春時代を思い出す.
よく食べ,よく寝て,よく遊んだ時代.
意味もなく騒いだり,徹夜したり,愛を語りあった日々.(ホンマでっか・・・?)
理解できないくせに,背伸びして砂を噛むような難題に挑戦した時代.
毎日がチャレンジの連続.
居眠りしながら聴いたラ講(O文社)の記憶と重なっている?(これはホンマでっせ.)

この曲が始まると,オケの人も,聴いている人も,みんなはつらつとした気持ちになる.

陰気で不気味な夜が,トランペットのコラールで明ける.
そして,若さと喜びが炸裂.
のびやかで明るい学生歌が朗々と響く.
ある時はロマンティック,そしてある時は勤勉なメロディーたち.

こういう曲を弾いていると,だんだん調子が出てくる.
気分がノリノリになる.
すると,いつしかテンポが走り出す.
「いつもチェロは,ズレてくる.」と,練習でのむ先生に何度注意されたことか・・・.
(ふふっ,そういうこともあったな.反省.)

神々しさを感じさせる壮大でスケールの大きな大学祝典序曲のコーダ.
サマコンの出演者は46人.
小さな編成のオケ.
でも,気迫のこもったフィナーレ.
完全燃焼.

ブラームスでアドレナリンを放出した後に,映画「West Side Story」よりメドレー.
現代版ロメ・ジュリ.
天才レナード・バーンスタインの音楽が,映画をどれほど盛り上げていたことか.

TonightやMariaが,愛の美しさや素晴らしさを雄弁に語る.
AmericaやI feel prettyが,活気あふれる60年代のアメリカの若者像を生き生きと描写する.
Coolの抑制されたスマートな雰囲気は,冷血なジェット団の不気味さを助長する.

対立するグループに属するマリアとトニー.
この2人が結ばれる日は,トニーの死により永遠に失われた.
みにくい抗争の果て.

いつの日か,争いのない平和な社会が実現しますように・・・.
そう祈りながら,マリアの腕のなかで息をひきとるトニー.
目がウルウルになる映画のラストシーンは,レニーが作曲した音楽なしにありえない.

サマコンで使った「West Side Story」は,やさしく編曲されたversion.
でも,リズムが複雑だったり,ハイポジの音がとれなかったり・・・.
チェロ弾きながら,あまりの難しさに涙で目がウルウル?

休憩をはさんで,サマコン恒例の指揮者体験コーナー.
「天国と地獄」のフレンチ・カンカンを振る企画.
会場のお客さんから,子供と大人の4名が挑戦.

印象的だったのは,団員の金管楽器奏者の息子さん.
まだ4歳.
でも,声が大きく,ハキハキして,元気がイイ.
お父さんに向かって楽しそうに指揮棒を振る.
とてもインパクトありました.

東日本大震災の犠牲者を追悼する気持ちを込めた演奏も行なった.
ラヴェルの「亡き王女のためのPavane」と「千の風になって」.
ちょっと,しんみり.

そして,日本の復興を祈って,美しい日本の力強い調べを演奏.
「川の流れのように」
「王様のブランチ」などなど.

そして,日本民謡から数曲をメドレーで演奏.
頑張れ,日本!
のむ先生もハッピを着て指揮.

ここで日本の打楽器が登場.
和太鼓,締太鼓の重低音を聴くと,日本人のDNAが踊り出す.
バスドラムの音では,祭りの踊りは似合わない!



お寺から借りたキンが,カーンと鳴る.
この音を聴くと,思わず「ナンマイダー」と手を合わせたくなる.
会場のお客さんにも大ウケ.



今年のサマコンは,元気一杯な雰囲気で無事終了しました.



















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