とんこつホルモンらーめん＠とんとん亭（高岡）

「ホルモン屋のらーめん」の看板．
なかなかユニーク．



お品書きを見ると，マーラー，ホルモン，ナンコツなどのホルモン屋メニューも並んでいる．
さすがホルモン屋だ．



ちなみに，マーラーと言うと，世紀末のウィーンで活躍した音楽家を思い出す．
学生時代に熱病のようにマーラーにかぶれたこともあった．
でも，彼の書いた交響曲はあまりにも長い．
今は熱病から覚めて，ちょっとウンザリ．

ホルモン屋のマーラーとは，キャベツとホルモンの四川風煮込みのこと．
今はこっちのマーラーの方が好きかも？

注文する時，マーラーと言いかけた．
そして，口から出た言葉は「ホルモンらーめん」．
？？？？

ホルモンは炙りではなく，しっかり煮込まれたもの．
プヨプヨで，とても柔らかい．
醤油の甘辛さと赤唐辛子の刺激がミックス．
ボリュームもたっぷり．



このホルモンの下に隠れていたのがモヤシ．
ホルモンの山に隠れていて，一見モヤシは見えない．
でも，結構たっぷり入っている．
それも，湯通しモヤシではなく，炒めモヤシ．

モヤシを炒めた油がスープにかかっている．
油の量は半端ではないが，野菜の風味が強い油なので，しつこくない．
野菜のやさしい風味が，豚骨スープに加わる．
ニンニクも効いていて，コクがある．
なかなか味わい深いスープ．

麺は軽く縮れた中太の角麺．
テカテカと光っている．

豚骨ラーメンのハズなのだが，札幌の味噌ラーメンみたい．
炒めた野菜とニンニクの影響？
不思議な印象の美味しいラーメンでした．




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