The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

家飲みの至福、お伴は『14’ラロ・フリザンテ アロマティコ 農楽蔵』

2015-01-12 22:35:57 | ワイン
2連休の最後の日は家飲みに決めてます。
よほどのことがないと、出かけることはない!これジョーシキ♪

特にも今日は、明るいうちはサッカー観戦に始まって、サッカー観戦に終わってしまった。

夕刻より、アレがない、コレがない、と幾つかの調達物資が見つかって、買い物のアッシー君で出かけはしたけれど、基本今日は開店休業のようなものだ!

で夜の帳も下りて、なにやかにやで夕食となって、新春冷蔵庫大処分セールの様相となったわけ(笑)
でもK子さんの凄腕は、大処分セールがソウは見えないところが凄いんだわ!

『ベーコンと玉葱とトマトのソース、茹でじゃが芋』『蓮根と山芋の揚げ煮』『焼き椎茸、山葵醤油』『カゼと糸コンニャクのピリ辛醤油炒め』などが出てきて、それに表題のワインを合わせたわけ!







このワイン、14’も期待に違わず見事なお味、そして正しくアロマティコだ!
そして美味しいと言うのは、もちろんけれど、何とも相性がスバラシイ!
ニッポンワインの真骨頂、合いも合ったし、加えてアルコールがホドホドなのがまた素敵だ!





ココで気がついた!フランスでは『マリアージュ』イタリアでは『アッビナメント』だけれど、日本では何と言えばイイ?
『ワインと料理の相性がよござんす』と言うしかないではないか・・・

ワインに限らず、これだけ多くのの食中酒の存在があって、その至福の瞬間を表現する適切な言葉が無いのだ!

どうします?このゲンジツ!なんとかせにゃならんでしょう。

『白子のソテー』⇒『パスタ』をヴァルテリーナで・・・

2015-01-11 10:45:05 | ワイン
『ヴェッキオ・サンペーリ』のアルコホルでカラダも温まり、お口の方も滑らかで、言わなくてもイイことまでしゃべってしまった(汗)
まあそこのところはヨッパライの戯言とサラッと交わしていただき、本題に入りますと、まずは『白子のソテー』が登場した。



その日はトマトのソースが絡めてあって、ミディアムな赤ならイイと思う!と思った矢先に、このワインが出てきたわけ↓

『2006 サッセッラ ステラ・レティカ リゼルヴァ ヴァルテリーナ・スペリオレ アール・ペペ』







ロンヴァルディア州のキアヴェンナスカ(ネッビオーロ)100%で造られている。
輸入元は『ヴィナイオータ』さんで、当然のことながら、ナチュラルに近づく努力を惜しまない造り手とのことだ。

まずは色合いの僅かに薄めのクリムゾンを愛でて、香りを拾いますと、キャヴェンナスカは本当にネッビオーロなのか?と思うほど、繊細で、果実の香りが際立っている。
味わいは06’で既に飲み良く、スタイリッシュではあるが、滋味豊富で内実がある!
そして適度なタンニンが、これまた食事を引き立てるわけだ。

このあと、『トンナレッリ、梅山豚とタルティーボとタレッジョのソース』が出てくるわけだけれど、想像にお任せするが、分かるでしょ!



あっびなめんと!!!

というわけだ!
これだから、独り『ドゥエ・マーニ』、なかなか止められんのです(笑)

ベッキオ・サンペーリを駆けつけ2杯!

2015-01-09 23:33:56 | ワイン
それは急なハナシでした。
今晩来客があるので、外で食事でもしてくる?

それはもう、願ってもなかったけれど、イチオウ体裁上迷惑そうな顔をして、まいっか、じゃあ行ってくるつう感じで、盛岡の冬の名物の凍結した凸凹道路もサレカマナイデ外へ飛び出したわけ♪

行き先は上の橋の向こうのあのイタリアン!
7時過ぎに凍えたカラダで『ドゥエ・マーニ』さんに着いた、さてさて・・・

で、いつもであれば泡となるのだけれど、そこでソムリエKさんは、ワタシに任せて!てなムードで、イキナリ表題のワインを出したんですね!



それが実に絶妙のセレクトで、しかも洒落がよくて、料理ともアッビナメント!

で、アペリティフの『ホロホロ鶏のハツ、レバー、砂肝の自家製マーマレード煮込み』まず出てきて、この中には何と『ベッキオ・サンペーリ』がこそっと入っている。





酒精強化はしてないけれど、ほのかなシェリーを思わせるランシオと、焦げたニュアンス、そしてドライフルーツとアーモンドの香気がマーマレードで煮込まれた内臓を包み込む!

凍えたカラダに程よいアルコホル、温まって、アッビナメントで喜んで、世は満足じゃ!

この出方さん、イイと思います(笑)

ヤキトリ食べるのに『キャンベル』飲んで、何が悪い?

2015-01-07 22:18:22 | ワイン
日本のB級グルメの最たるものであるヤキトリには、まあビールか酒ということになるのでしょうが、もしワインだったら何を合わせるのか?



まさかフランスやイタリア?はたまた新大陸?と聞かれても、ワタクシだったらニッポンワインを合わせる!と答えます。
まず四の五の言わずに、試してみなはれ♪とにかく良く合うんですわ・・・

まずそこに、ナチュラルな『マスカット・ベリーA』があったなら上等!
それがなくても『キャンベル』でもOKなんですね。

で、今回『14’ヴァン・ナチュレ・ド・アワ ヒトミワイナリー』を抱えて『Tり』さんにお邪魔をして、サイコーに美味しかった♪





止められません、この取り合わせ・・・
むしろ秘密にしたいオハナシだけど、言ってしまったからしょうがない!

これこそ、ワインとともに日常がある人のオハナシ・・・
違うところに居る人には分からない、それでいいんです(笑)

ということです、ではでは・・・

2010 バッカロッサ ポッジオ レ ヴォルピ ラッツィオIGT

2015-01-06 23:05:11 | ワイン
実を言いますと、正月中に腹を出して寝ていて、鼻風邪ひいての初仕事への突入でした。

今朝までは、イマイチの体調だったのですが、加齢なる風邪ひきからの華麗なるフッカツ!(笑)
夕刻には平常時に戻って、絶妙のタイミングでのパスタの登場に、小躍りして表題のワインを出したわけ・・・





トマトとベーコンのパスタには濃密な南イタリアとも思ったけれど、このラッツィオなら大丈夫!と、合わせてみて、これがスバラシイ取り合わせで、シアワセな時間を過ごせたわけなんですね♪

品種は『ネーロブオーノ』、ラッツィオ州のごく一部でしか栽培されない品種で、100%で仕込むことは珍しいとのこと。
色合いから見ると、まるで南イタリア系のアリアニコとかネグロアマーノのように、向こうが見えないくらいの濃密さなのですが、飲んだ味わいには、濃厚さと裏腹にエレガンスがある!

それこそが、『ルカマローニ』での2年連続の高評価の理由なのだろうけれど、それだけではなくこのワインには何かがある!
それはダイナミズムに寄り添う奥ゆかしさ、ある種の品格などだけれど、それをして食中酒でも良し、それだけ飲んでも良しのオールラウンドなスタイルを見せ付けるわけだ!

これだけのワインをこの値段で楽しめることは奇跡に近いと思う!
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