The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

モレ・サン・ドニ クロ・デ・モンリュイザン ブラン

2010-06-28 18:31:29 | ワイン
タップリとした1985年『ドゥラモット ブラン・ド・ブラン』を頂いた後に、


ドメーヌ・ポンソの『モレ・サン・ドニ クロ・デ・モンリュイザン ブラン』が、


登場いたしました。


ヴィンテージは2002年♪充分に熟しております!


ここのリューディーは、モレの代表的グラン・クリュ『クロ・ド・ラ・ロッシュ』


と『クロ・サン・ドニ』が、肩を並べる斜面の上部に位置し、


説明によれば、小石まじりの岩だらけの畑だそうで、そこにシャルドネはもとより、


アリゴテそしてピノ・ブランが植えられているとのこと・・・


ラックの方によれば、ポンソのモンリュイザン・ブランは70%がアリゴテで、


残りがピノ・ブランとのことらしいんですね!


しかも数年後には100%アリゴテになる、ということです!


本当でしょうか?


確かに、樹齢50年を越えるアリゴテの重厚感は、そんじょそこらの物と違います。


トップには、ミネラルがギッシリと詰まった蜜蝋の香りがし、


僅かですが、米麹と焼いたオリーブの実のニュアンスを感じます。


抑えられたアロマですが、濃密な黄色いサクランボや、マッシュした黄桃の様相です!


酸度の充実ぶりは、やはりアリゴテのティピシテ♪


しかしながら、底アジに厚みがあり、重層的に味わいの余波が訪れます。


このモンリュイザン!


デュジャック、ブリュノ・クレールの上を行く、ダイナミズムを持っています!


凄いの一言・・・

最新の画像もっと見る

コメントを投稿