The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

2001 クロ・ド・ヴージョ フレデリック・エスモナン

2017-12-17 19:02:02 | ワイン
このドメーヌはジュブレイ・シャンベルタンに特化したドメーヌと聞いていたが、先日の『パパジイ』にこのワインが登場して、いささかビックリした。
ヴィンテージは2001年物で、保存状態が良ければシッカリとしたブルピノを楽しめるはずだ。

飲んでみると、思ったとおりのクラシックスタイルで、堅牢なタンニンと濃密な果実があって、香りは正しく本流のブラッキーなニュアンスで満ち溢れている。
これをブルピノ以外のピノとは誰も言わないのだろう、それほどクラシックな造りということだ。



100%除梗し、低温のマセレーションを4日ほど行ない、最高でも32度Cで2週間の発酵を完結させる。
樽熟成は14ヶ月で、一級以上は100%新樽で行われるとの事だ。

当時の造りが今も続けられているかは分らない。
が、そうだとすれば、比較的コスパの良いこの造り手あたりを、ササッと買い込むようなエエ若いもんが居れば、この町も救われるとも思うのだが。
さてさて・・・

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