２００９ ヴァルポリチェッラ クラシコ・スペリオッレ ヴィッラベリッニ

４０数年の当方のイタリア・ワイン暦を紐解いて見ますと、
やはりそこには厳然たるフランスワインの壁があって、
特にもブルゴーニュのフィネスには、どうしても太刀打ちできない、
ある種の事情があるわけです・・・

でもここにきて、その事情もチョット違うと思うのは、ワタクシだけではないようです。

フランス好きが、オヨヨと思うイタリアワインが登場して、
それが当たりマエダのクラッカーと来たもんだ♪

それを現実のモノにした、幾つかのイタリアワインがあるのですが、
表題のワインが、その中の一本なんですね。



ヴァルポリッチェッラの主要品種はコルヴィーナですが、
それにコルヴィノーネ、ロンディネッラ、モリナーラなどの混醸となっています。

飲んでみますと、実に滋味の多い、薫り高い極上の液体が至福の時間を確保する！
喩えれば、熟成したネッビオーロを思わせる素敵な味わいなんですね・・・

その日は『ドゥエ・マーニ』さんで、
『梅山豚と野菜のワイン煮込みのニョッキ、タロッコオレンジのピール』とあわせてもらったのですが、
タロッコオレンジの風味とこのヴァルポリッチェッラのニュアンスが見事にマリアージュ♪



このワインも合わせて何ぼのワインゆえ、素飲みしちゃ遺憾ぜよ！

ということで、また明日！